さっぴーの社会科見学へ行こう!
開かれた円環 |
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「わあ、大阪・関西万博の大屋根リングの大型模型だ! 本物の5分の1サイズで、高さは約4m。床には万博の来場者をイメージした人形も置いてあって、本物がどれくらい大きいか、よくわかるね」 |
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「へえ、大屋根リングは木組みなんだ。光が差すと、木漏れ日も見えそうだね。きれいだろうなあ」 | |
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「壁には構想段階のスケッチや図面も展示してあるよ。じっくり見れば、藤本さんがどうやってデザインを考えたのかがわかるね」 | |
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「大屋根リングの工事の映像や、ほかの藤本さんの作品も紹介されているよ。うーん、どの建物も個性的だねえ」 |
大屋根リングは
伝統工法 「貫」を駆使
日本の建築技術は超ハイレベル。万博のシンボル・大屋根リングには、「貫」と呼ばれる伝統工法が使われているんだ。これは垂直に立った柱に穴を開け、そこに補強の木材を水平に通し、くさびで固定するというもの。展覧会の会場には、実物大のくさび部分の模型もあるので要チェックだよ。
ぬいぐるみたちの森のざわめき |
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「この9体は藤本さんの代表作を主題にしたぬいぐるみなの?顔もちゃんと作ってあって、すごくかわいい!」 |
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「木のようにバルコニーがいくつも突き出たフランスの集合住宅『ラルブル・ブラン(白い樹)』、屋根の上に緑をたくさん植えた『太宰府天満宮 仮殿』…。どのぬいぐるみも建物の特徴をしっかりとらえているよ」 | |
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「きゃあ、ぬいぐるみたちがおしゃべりを始めたよ! 一つひとつのぬいぐるみには『明るい』とか『真面目』とか、性格まで設定してあるんだね」 | |
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「会話をよく聞くと、それぞれの建物に関する情報も拾えるね。なになに、太宰府天満宮 仮殿の植物の種類は60以上もあるんだって。すごいなあ」 |
たくさんのひとつの森 |
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「藤本さんは世界で活躍する建築家だから、進行中のプロジェクトもたくさん抱えているんだね。ここではその一つ、2031年に開館予定の仙台市の複合施設にスポットを当てているぞ」 |
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「この施設は音楽ホールと、東日本大震災の被害の状況などを伝える伝承館を兼ねたもの。藤本さんは『たくさんの/ひとつの響き』というテーマでデザインを固めていったのね」 | |
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「おーっ、15分の1サイズの吊り模型だ! 新施設の屋根部分に当たり、ここでもたくさんの木を組み合わせているんだね」 | |
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「ばらばらのものを一つにつなげていくのは、藤本さんのデザインの基本。似た考え方の模型も並んでいるよ。見応えあるなあ」 |
未来の森 原初の森 |
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「最後は未来の都市について。藤本さんと慶應義塾大学教授のデータサイエンティスト・宮田裕章さんが協力して、2人が考える都市の未来像を見せてくれるんだ」 |
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「ひゃあ、これが未来都市のイメージ映像か! 大小さまざまな球体状の模型が、複雑に組み合わされているよ。不思議でわくわくする光景だなあ」 | |
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「この未来都市には、直径500m以内に、住宅や学校など、生活に必要な施設がすべて詰まっているのね。移動には小型の空飛ぶ装置を使うんだって。実現したら楽しそう!」 | |
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「球体ユニットの模型のほか、都市の資料も展示してあるよ。いつか、こんな都市に住む時代が来るのかな?」 |
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