さっぴーの社会科見学へ行こう!
「ここは『資料展示室』でそんなに広くないけど、中身は濃くておもしろいね。実物資料も多いし、密輸事件の再現コーナーなんて見ていて怖くなったくらいだよ。税関がしっかり防いでくれて、本当によかったと思う」 | ||
「うん。それに、わたしは知的財産やワシントン条約のコーナーにもびっくりしたなあ。偽ブランド品がだめなのはわかるけど、漢方薬の成分まで問題になるのね。今日はいろいろと勉強になったし、すごく楽しかったな」 | ||
「税関の最大の目的は、安全・安心な社会を実現すること。不正な物品が日本国内に入り込まないように、さまざまな対策を行っているんだ。だから仕事の内容も、書類チェックから各種の検査、麻薬探知犬の訓練まで、幅広いのが特徴なんだね」 | ||
「そういえば、摘発した麻薬などを分析する人もいるって聞いたな。たくさんのスペシャリストが集まって、税関の活動を支えているんだね」 | ||
「そういうこと。それじゃあ帰る前に、キングの塔がある神奈川県庁本庁舎と、ジャックの塔がある横浜市開港記念会館にも寄っていこう。特に県庁は神奈川運上所が設置されていた場所でね。横浜税関の初代庁舎もそこに建っていたし、何かと縁が深いんだよ」 | ||
「わあ、横浜三塔ね! 展示室にも紹介コーナーがあったけど、自分の目で確かめたいな!」 |
資料展示室の入り口に立つカスタムくんは、税関のキャラクター。麻薬探知犬がモデルで、イベントに参加することもあるんだ。税関のホームページには、このカスタムくんのペーパークラフトなどもあるので、印刷して作ってみて。
税関はPR動画もこまめに配信しているよ。YouTubeの「税関チャンネル」に、麻薬探知犬の日常や監視取締部門の業務についてなど、バラエティーに富んだ動画をどんどんアップしているんだ。どれも税関の役割がよくわかる動画なので、この機会にぜひチェックしてみよう。
横浜税関資料展示室
「クイーンのひろば」
●開館時間
10:00〜16:00
●休館日
年末年始、施設点検日
●入場料
無料
所在地:横浜市中区海岸通1-1 横浜税関本関1階
※駐車場はありません
TEL:045-212-6300
HP:www.customs.go.jp/yokohama/museum/tenjishitsu.htm
交通:みなとみらい線「日本大通り」駅から徒歩3分
JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅から徒歩15分
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎