さっぴーの社会科見学へ行こう!
「ここはすてきな施設だね。まず、色味がとってもいい。緑の芝生に立つ白い壁の建物で、内装はキュートないちご色でしょ。童話に出てきそうな雰囲気で、その場にいるだけでわくわくしたなあ」 | ||
「そうそう。館内には大階段があったけど、そこで撮った写真なんて、完全に『魔女宅』の世界に迷い込んだような仕上がりだもんね。たくさんの本とも出合えたし、今日はすごく楽しかったよ」 | ||
「『魔法の文学館』はまだ新しい施設でね。昨年の11月にオープンしたばかりなんだ。設立のきっかけは、2018年に角野さんが国際アンデルセン賞を受賞したこと。その功績をたたえ、子どもたちの読書欲や想像力を高める場として造られたから、映像コンテンツも充実しているんだよ」 | ||
「ああ、1階の大きなモニターでは、角野さんのビデオメッセージも見られたし、黒猫シアターのプログラムもおもしろかったよね」 | ||
「うん。シアターのプログラムは、どんどん追加される予定だって聞いたよ。また来てチェックしたいな」 | ||
「そうだね。よし、じゃあ帰る前に、なぎさ公園を一巡りしていこう。園内には名物のツツジをはじめ、さまざまな花が咲き乱れるし、ポニーに乗ったり、アスレチックに挑戦したりもできるんだよ」 | ||
「えっ、ポニーまでいるの!?」 | ||
「いいね、ぼくも乗ってみたい!」 |
写真提供:魔法の文学館
来館記念にぜひ立ち寄ってほしいのが、1階のショップと3階の「カフェ・キキ」だよ。ショップには角野作品のキャラクターグッズをはじめ、バラエティー豊かな商品が約100種類も勢ぞろい。また、カフェではオムライスやサンドイッチなど、角野作品にちなんだメニューを用意しているので、旧江戸川の流れを見ながらじっくりと味わってみて。
「魔女まじょ展」4/8(月)まで
2階のギャラリーは企画展のスペース。現在は角野さんが「魔女研究」の旅で買い集めた、世界各国の魔女人形を紹介しているんだ。ユニークなデザインの魔女たちが、大集合しているさまは見ものだよ。期間限定企画なので、チェックしたい人はお早めに。
魔法の文学館
●開館時間
9:30~17:30(最終入館16:30)
●休館日
火曜、年末年始(12/29~1/3)
●入館料
一般(15歳以上)700円、
子ども(4歳〜中学生)300円
※江戸川区在住者・在勤者・在学者は一般500円、
子ども200円
所在地:東京都江戸川区南葛西7-3-1
なぎさ公園内
TEL:03-6661-3911
交通:東京メトロ東西線「葛西」駅から都営バス葛西21「魔法の文学館入口」下車徒歩5分、都営バス葛西24「なぎさニュータウン」下車徒歩5分、JR京葉線「葛西臨海公園」駅から都営バス葛西21「魔法の文学館入口」下車徒歩5分
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎