さっぴーの社会科見学へ行こう!
「わたし、工場見学って大好き。舞台裏を見るなんてわくわくするし、たくさんの機械が動く様子にも感動しちゃうな。しかも、ここはチョコレートの製造ラインでしょう。おなじみのお菓子が目の前でどんどん出来上がっていくのを見るのは、とてもおもしろかったよ」 | ||
「うん。それにガイドさんの説明もわかりやすかったよね。チョコレートはゆっくり冷やしたほうがつやが出るとか、『アポロ』の円錐形の型を利用して『きのこの山』の試作品を作ったとか、貴重な裏話もたくさん聞けてよかったよ」 | ||
「明治の工場は国内だけでも30か所。そのうちの7か所で見学者を受け入れているんだ。ここ坂戸工場はグミなどの製造ラインもあるけど、主力製品は何といってもチョコレートでね。カカオやチョコレートの紹介にも力を入れているんだよ」 | ||
「そうそう。資料も充実していたね。チョコレートが飲み物から食べ物に変わったのは、1847年なんでしょ。意外と最近でびっくりしちゃった」 | ||
「食べ物って身近だからこそ、その歴史については知らなかったりするよね。今日は楽しかったし、ほかの明治の工場にも行ってみたいなあ」 | ||
「そうだね。たとえばチーズを作っている北海道の十勝工場では、チーズができるまでの様子を学べるから、機会があったら訪ねてみるといいよ」 | ||
「へえ、おもしろそう!」 | ||
「旅行がてら行ってみたいね」 |
明治の坂戸工場は、埼玉県の「富士見工業団地」の一角に位置するんだ。こちらは1965年に開かれた歴史ある工業団地。川越市・坂戸市・鶴ヶ島市の3市にまたがっていて、業種もさまざまな大小60社以上の企業が、日夜ここで操業しているんだよ。明治の坂戸工場は1979年開設。敷地面積は東京ドーム約2個分で、団地内でも規模が大きいんだよ。
見学ツアーの最初に渡されるのが、明治のお菓子のお土産だよ。2023年5月現在は、見た目もかわいい「アポロ」と、ぷにぷにした食感が特徴の「果汁グミ」をもらえるんだ。どちらも坂戸工場で製造しているものなので、よく味わって食べてみよう。
明治なるほどファクトリー坂戸
●見学時間(完全予約制)
月曜~金曜
1日3回(9:30~、11:30~、14:00~)
●休館日
土曜、日曜、その他工場指定の休日
※詳しくは公式ホームページをご確認ください。
●入館料
無料
所在地:埼玉県坂戸市千代田5-3-1
TEL:049-283-1398
HP:www.meiji.co.jp/learned/factory/sakado/
交通:東武東上線「若葉」駅から徒歩約15分、「若葉」駅東口バス乗り場から東武バスで約5分、タクシーで約5分 ※工場内に見学者専用駐車場はありません。
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