受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

ZONE2
「くらしのむこうに
地球が見える」

男の子 「このゾーンには体験装置がたくさん並んでいるよ。クイズ、シミュレーター、フィットネスマシン…。それじゃ、順に試していこう」
女の子 「これはエコドライブのシミュレーターね。無駄なガソリンを使わず、地球に優しい運転を続けると、高得点がもらえるよ」
男の子 「こっちはエアロバイク型の発電機か。むむむ、電気を起こすには、かなりのパワーが必要なんだな。だからこそ、大事に使わなくちゃね」
女の子 「ほかにも、エコ商品や生活排水についての解説もあるし、教室のようなスペースでは、環境クイズにも挑戦できるのね。全問正解できるかな?」

チャレンジ・エコドライブ

 教官のアドバイスに従って、住宅地で車を運転するシミュレーターだよ。急発進をするなど、環境に良くない運転をすると、装置の後ろにある排気ガスバルーンが膨らむので要注意。

環境にやさしい日用品

 机に並んだ日用品のバーコードを読み取ると、そのアイテムの紹介ムービーが見られるよ。トイレットペーパーなら再生紙のものなど、なるべく環境に負担をかけないアイテムを買いたいね。

くらしの消費・浪費量体験

 地元の埼玉県民1人が1か月に出すごみと同じ重さ(約26kg)を持ち上げたり、ペダルをこいで発電機を動かしたりして、日常生活のなかの無駄を考えてみよう。

水はどこへいく

 この下水道管型の装置の中に入ると、川魚が主人公のアニメがスタート。河川の汚れの主な原因が、わたしたちが出す生活排水であることを教えてくれるよ。

ZONE3
「あなたが私が地球を救う」

女の子 「最後は環境問題への取り組みについてのゾーンね。『あなたも地球市民』の装置では、環境に関するさまざまなデータを調べられるよ。人口や二酸化炭素排出量などを、日本と世界の国々とで比べることができるのね」
男の子 「壁には環境年表が掲げてあるね。日本で環境問題が意識されるようになったのは、1950~60年代から。このころ、水俣病をはじめとする四大公害病が起こったんだ」
女の子 「あ、見て見て、『地球パスポート』ですって。これは地球のために行動することを誓う個人カードなのね。わたしも来場記念に作っていこうっと」
男の子 「こっちは『地球温暖化図鑑』だ。本の形をした装置に手をかざすと、温暖化の資料が次々と表示されるぞ」
23年6月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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