さっぴーの社会科見学へ行こう！
最近、いろんなところで「地球が危ない」って聞くよね。このまま気候変動や大気汚染、海洋汚染、動物の乱獲が続くと、多くの生物の種が絶滅してしまう可能性があるんだ。埼玉県加須市にある「埼玉県環境科学国際センター」は、環境課題を解決する方法を研究している施設だよ。展示館「彩かんかん」も備えていて、人々に環境問題の今を伝えているんだ。
2022年10月の時点で、世界の絶滅危惧種の数はどのくらいだと思う？
①3716種
②1万8600種
③2万7300種
④4万1459種
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「これは難問よね…。今、ものすごい数の動物が、絶滅を心配されているんでしょ？ ジャイアントパンダはもちろんだけど、チンパンジーも絶滅の恐れがあると聞いたわ」 |
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「うん。動物園でよく見るホッキョクグマやシロサイも絶滅危惧種だって。ほかにも魚、昆虫、植物など、たくさんの生物の数が減っているんだよね。それを全部合わせたら、4万種を超えてもおかしくないよ」 |
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「そのとおり。2人は『レッドリスト』って知っているかな？ これは国際自然保護連合（IUCN）が、絶滅危惧種の状況をまとめたもので、それによると、2022年10月時点での絶滅危惧種の数は、世界で4万1459種。環境省ではその日本版を作っていて、①の3716種というのは、2020年時点の日本の絶滅危惧種の数だよ。その数もさることながら、最近はそのペースがとても速く、生態系のバランスが一気に崩れる恐れがあるんだ」 |
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「なるほど。絶滅したら、もう元には戻らないものね。守ってあげないといけないな」 |
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「それに、生物を絶滅に追いやる一番の原因をつくっているのは、わたしたち人間なんでしょ？ 早くなんとかしないと…。でも、どうすればいいんだろう？」 |
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「よし、それじゃ今回は『埼玉県環境科学国際センター』に行ってみよう。ここは環境課題について調べる研究所だけど、一般向けの展示館もある。体験を交えながら、身近な環境を守る活動などについて学べるんだ」 |
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「へえ、ぜひ行ってみたい！」 |
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「ぼくらにもできることを探しに行こうよ！」 |
