受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

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最新中学入試情報

2024年度 中学入試レポート:
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これまでの学習の成果を発揮
関西圏の入試は1月13日からスタート

天気に恵まれた1月13日の統一入試解禁日。この日に筆答考査を行った甲陽学院では、7時30分を過ぎたころから続々と受験生が到着し始めました 今年度の関西2府4県の中学入試は、統一入試解禁日の1月13日から滞りなく実施されました。サピックス生も志望校合格をめざして、熱い思いで入試に挑んだことでしょう。今回は、兵庫県の甲陽学院、神戸女学院、大阪府の四天王寺、奈良県の西大和学園、東大寺学園の5校の入試と、甲陽学院、四天王寺の合格発表の様子をレポートします。ぜひ、来年度以降の受験にお役立てください。

以前の環境に戻りつつある中学入試
在校生や卒業生もサポート役として活躍

神戸女学院の正門前の通路は左右に分けられ、右側に中学入試の受付が設けられています。ピーク時には混雑しますが、警備員が誘導するためスムーズに入構できます

 2024年度の関西2府4県の中学入試は、1月13日よりスタートしました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、今回取材した5校では感染症対策が緩和され、ほぼ2020年以前の中学入試に戻りました。

 たとえば、「より多くの保護者の方が学校で待機できるように座席数の多い控室を用意する」「試験教室1室あたりの受験者数を新型コロナ流行前の人数に戻す」といった対応をした学校も見られました。その一方で、休み時間の換気を行ったり、入場列の整備を徹底して混雑を回避したりするなど、感染症対策を工夫する学校も。2024年度は受験生のサポートをする在校生や卒業生も多く見られ、新型コロナが流行する前の中学入試の光景が、少しずつ戻ってきているように感じました。

 また、合格発表は、インターネットで行う学校が主流となり、発表当日に来校する受験生は減少傾向にあります。昨年度とは少し違った環境で行われた入試や合格発表の様子を、時間の流れに沿って見ていきましょう。

東大寺学園では、校舎に入れるのは受験生のみ。入場口で保護者と別れ、試験教室へと向かいます

四天王寺では新型コロナ対応を緩和し、教室の定員も例年どおりの50名に。試験の休み時間ごとの1分間換気は行われました

各校が案内や誘導をしっかり行い
スムーズな入場を可能に

甲陽学院では、講堂で胸番号札と持ち込み袋を受け取ります。上履きに履き替える必要もあるため、ピーク時には混雑も見られました

 2024年度の関西入試の統一入試解禁日は1月13日。例年どおり、兵庫県の甲陽学院と神戸女学院が、この日から2日間にわたる入試を行いました。甲陽学院は13日と14日の両日とも筆答考査を実施。神戸女学院は13日に筆記試験があり、日曜日を挟んで15日に体育実技を行いました。

 甲陽学院の初日の集合時刻は、少し早めの8時15分です。開門時刻の7時ごろから受験生が姿を見せ始め、7時40分から8時ごろには来校のピークを迎えました。到着後、受験生が保護者と一緒に向かったのは、西門を入って左側にある講堂です。その入り口で上履きに履き替えた受験生は、胸番号札と透明の持ち込み袋を受け取ります。同校では、考査場へのかばんの持ち込みが禁止されているため、筆答考査で使うものだけを持ち込み袋に入れておき、不要な持ち物は講堂の座席に置いておくことになります。胸番号札と持ち込み袋は14日にも使用することになっていました。

 神戸女学院の初日の集合時刻は8時45分です。構内への入場開始時刻である8時15分までは、正門前で並んで待機する必要があります。同キャンパス内にある神戸女学院大学も大学入学共通テストの会場となっているため、正門前の道は左右に分けられ、右側が中学入試、左側が大学入学共通テストの入り口となっています。中学受験生が到着し始めるのは7時40分ごろ。8時20分から30分ごろまでが来校のピークですが、警備員の方の誘導もあり、スムーズに入場することができたようです。8時30分を過ぎると、中学受験生の姿は見られなくなりました。

 大阪府の四天王寺も、13日に入試を行いました。同校は、聖徳太子が建立した和宗総本山・四天王寺の境内の一角にあるため、入試前にお参りする受験生もいるようです。開門予定時刻は8時ですが、昨年度と同様に10分早まり、7時50分には門が開かれました。これより早く来校した場合は、屋外で待機することになります。7時30分ごろから受験生が姿を見せ始め、8時ごろにピークを迎えます。構内に入れるのは受験生のみのため、校門付近は子どもを見送る保護者で一時混雑しましたが、8時15分を過ぎるとそれも落ち着き、8時25分には人の姿はまばらとなりました。

西大和学園では、計80名ほどの在校生や卒業生が、案内係や試験監督の補助を務めました

 奈良県の西大和学園は、14日午後に本校入試を行いました。最寄り駅は、JR大和路線と近鉄生駒線が乗り入れる王寺駅です。学校までは徒歩で18分ほどですが、多くの受験生が駅前のロータリーからバスを利用します。受験生の集合時刻は14時50分です。来校のピークは、試験開始時刻の30分前となる14時30分ごろ。2024年度の本校入試の出願者数は1265名(男子979名、女子286名)でしたが、敷地が広いため、混雑することもありませんでした。

 解禁日3日目の15日には、奈良県の東大寺学園が入試を行いました。最寄りの近鉄京都線・高の原駅から学校までは、無料の臨時バスで約5分。運行開始時刻は8時30分でしたが、8時10分にはバス待ちの長い列ができていたため、10分早い8時20分には第一便が出発しました。混雑の様子を見て、バスに乗らずに徒歩で学校に向かう受験生も多くいます。早めに試験会場に到着した受験生は、入場口付近かグラウンドで待機していました。

2024年度 中学入試レポート:
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2024年度
中学入試特集目次
2024年度中学入試特集

首都圏2024年度中学入試レポート緊急分析 2024年度首都圏中学入試の動向

関西圏2024年度中学入試レポート緊急分析 2024年度関西圏中学入試の動向
速報 主要校の2024年度入試結果DATA一覧

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