私の六年生の偏差値はまさにジェットコースターでした。六年生の春から夏期講習の直後までは50後半をキープ。このまま受験に…と思っていました。ですが応援団で勉強をせずに偏差値はガタ落ち。その後も少ししか上がらず、最後のテストでは偏差値は52と第一志望校とは程遠い偏差値でした。
　一月になり、やったのが過去問です。過去問だけは点数がとれたのでメンタルも保てました。出来が悪かった年度は分析をして、次は解けるようにしました。
　受験当日、緊張はしませんでした。受験会場ではトイレの位置を確認し、まわりの受験生を好きな食べもののみかんだと思ってリラックスしていました。
　そんな私にもピンチがおとずれました。大問の初めの問題がまったくわからなかったのです。でも同じころ、まわりの音がピタッと止まりました。みんな解けていない、ここで差をつけられると目の前の紙に全集中しました。終わりのチャイムがなるまで解き続けました。
　合格したと聞いた時は、信じられませんでした。あの時にわき出てきた感情は今でも忘れられません。
　最後に、お世話になった先生方に感謝をのべさせていただきます。国語の先生、授業とても楽しかったです。授業を受けるのが楽しみでした。算数の先生、分かりやすい解説で色々な問題が解けるようになりました。理科の先生、苦手だった単元も本番ではすいすい解けるようになりました。社会の先生、先生が教えてくれた問題、本番で出て解けました。先生がわかりやすく教えてくれて嫌いな社会も大好きな教科になりました。この体験記をよんでくれたみなさんも、サ・ク・ラ・サ・ケ!!