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進学校 ▶ 桜蔭中学校
後悔の末の合格
Y.Oさん
2月2日、午後2時。私はもどかしい思いで、画面をじっと見ていました。
「合格おめでとうございます」。その文字を見て、嬉しさに声も出ませんでした。
その日は第二志望校の受験を終えて帰宅し、第一志望校の結果を待っていました。手ごたえはあったのですが、そんな時、過去のテストでは手ごたえより結果がよくないことが多かったので、正直言って不安でした。それでも、受かったのです。難しいかもしれませんが、普段のテストでも本番でも、前の科目やテストのことは引きずってもいいことはありません。とにかく目の前の問題に集中するのが大切です。
私は受験生活の中で数多く後悔をしてきました。ですが、今この文章を読んでくださっている皆さんには同じ後悔をしてほしくないので、いくつかアドバイスを書きます。
●睡眠はしっかりとりましょう。勉強はもちろん大切ですが、睡眠が足りていないと何も頭に入ってきません。
●知識は早めに身につけましょう。受験本番が近づくにつれて、土特やSSが始まったり、過去問に手をつけ始めたりするようになります。そうなると、だんだん知識などの復習には時間が割けなくなっていきます。私は社会の統計知識に最後まで苦しみましたが、それに限らず早めに手をつけ、できるだけ継続するべきです。
●計算練習は積んでおきましょう。先ほども書きましたが、6年生にもなれば基礎の部分ではなくそれを応用するほうに時間を使うようになります。基礎の部分である計算は、「計算力コンテスト」「基礎力トレーニング」などで練習し、速く正確に解けるようになって損はありません。難関校と呼ばれる学校でも計算問題は出ますし、そうでなくても計算力があれば、問題を解く速さが変わってきます。
いろいろと書きましたが、最後に戦うのは皆さんです。過程はどうあれ、私は合格をつかみました。みなさんも、どうか悔いのない結果を残してください。祈・合格!
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