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進学校 ▶ 開成中学校
口癖は「天才」=合格
A.Hさん
「天才」この言葉を何度自分に言ってきたか分からない。
僕は4年生の冬期講習から今の校舎に移動しました。そのためクラスの友達と仲良くなったのは5年生に入った頃だったと思います。受験が終わり友達と会う機会が減った今感じることは、成績の上下など本当にいろいろなことがありましたが、最後まで大切な友達と切磋琢磨できたことは、自分にとって幸せな時間だったということです。今、辛いことを抱えながらサピックスに通っている方には想像できないかもしれませんが、受験を終えた後になれば僕の今の気持ちが分かると思います。
僕は授業で先生の質問に答えられた時に自分で「天才」と言っていたように、自己肯定感が高くポジティブでした。そのため本番でも緊張せず普段通りの力が出せました。ですが、いきなり自己肯定感を上げようと言われても戸惑う方も多いと思います。(特に授業中、自分のことを「天才」と言うのは恥ずかしいですよね)
では、どうすればよいかと言うと「物事をポジティブにとらえる訓練をする」のです。
例1 テストの点数が悪かった→ミスするのが入試本番じゃなくて良かった! 学びにつながり成長できた!
例2 コースが落ちてしまった→大谷翔平さんでも調子が悪い時がある。また頑張って上がれば良いだけ!
こんな感じで考え方を変えると、とても楽になります。ここまで読んで、肝心な勉強のアドバイスがないじゃないかと不満をお持ちの方もいるかもしれません。なぜかと言うと、サピックスを信じて頑張っていけば、最後は仕上がると感じたからです。成績が上下することは誰にでもあると思いますが、志望校の入試当日に一番の力が出せることが大切だと思います。
最後に大事なことを二つ記します。
①辛いときは落ち着けるところで泣いていい。
②先生や友達を大切に。
では、頑張ってください! 祈、合格。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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