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最新中学入試情報
進学校 ▶ 桜蔭中学校
最後まであきらめない
M.Sさん ●お子さんの名前 Sさん
兄がサピックスに通っていたため、1年生からサピックスに通塾していました。
4教科の成績は、算数は得意で高位安定、国語は高位から中位で安定せず、理科と社会はどちらかというと社会の方が得意(特に地理が好き)で理科は普通な女の子でした。その為、テストでは国語がよいと4教科の結果がよくなる感じで特に大きな波乱もなく6年生の後半までこのような調子が続きました。
ところが、最後の4回目の合格力判定サピックスオープンで、今までで一番よくない結果を出してしまいました。子供には平常心で接していたつもりですが、内心とても動揺していました。兄の時から保護者会のたびに「試験結果で一喜一憂しないように」と先生方からお聞きしていましたが、実際によくなかった結果を目の当たりにすると、平常心を保つことは簡単ではありませんでした。今まで頻繁にあったテストがこれから1か月以上なく、学習の成果を確認できるテストがないまま入試本番に突入してしまうことも不安の一因でした。
幸運なことに、2回目の保護者面談がすべての試験終了後だった為、不安な気持ちを伝えたところ、先生からは「体調が悪かったのではないか。大丈夫ですよ」というお言葉をいただき、とても安心しました。確かに最後のテストの時は体調が万全ではなかった為、体調の管理の大切さを再認識しました。
4回目の合格力判定サピックスオープン終了から第一志望校の受験日である2月1日までの約60日間は、算数の実戦力が衰えないよう時間を決めて問題を解くテスト形式の学習をしました。国語は、授業で今まで以上に集中し問題を解くことを心掛け、家庭では、デイリーチェックで出題された漢字の書き取りや間違えた漢字の書き取りをすることを日課としました。
また、理科と社会の基礎固めを学習のメインとしました。理科はコアプラスの確認とコアプラス確認テストを何回も実施し、間違った問題の間違いノートを作成しました。間違いノートを作成することで、何回も同じ問題を間違っていることに気づくことができたり、苦手な分野を改めて認識することができたと思います。社会についてはコアプラスや年代テストを繰り返し学習しました。これらの学習で理科と社会の基礎固めがかなりできたのではないかと思っています。また、理科と社会については、志望校対策プリントを復習しました。特に正月特訓と冬期講習の志望校対策プリントは間違った問題だけでなくもう一度解き、間違ったところは間違いノートに記入するようにしました。
学習面以外では、インフルエンザやコロナにり患しないよう、家ではリラックスできる環境を心掛け、いつも笑うことを心掛けました。
第一志望校である桜蔭中学校はじめ、受験したすべての学校から合格をいただくことができましたのは、本人の最後まであきらめず頑張り続けた結果だと思います。
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