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進学校 ▶ 桜蔭中学校
大好きなサピックスでの3年半を振り返って
A.Kさん ●お子さんの名前 Mさん
「楽しかった! サピックスに通いたい!」。3年生7月に受けた入室テスト。校舎から出てきた娘はテスト後の体験授業がとても楽しかったようでこう話してくれました。この時から3年半、サピックスの先生方には最後まで本当にお世話になりました。幸いにも入室時は上位クラスに在籍することができた娘は3年生の時はただただ楽しく毎回通塾しておりました。4年生になり理科社会が本格的に始まると徐々に理解できないことも増えていき、ほぼ毎回質問教室に通うようになりました。質問教室では先生方が娘が理解できるまでとことん教えてくださったので、偏差値もしばらくは60以上をキープできていました。しかし5年生の秋から徐々に成績が下がり始め、60を下回ることが続きクラスも落ちてしまいました。この時から先生方には電話で相談に乗っていただくこともありました。その度に先生方は適切なアドバイスを下さりいつも励ましてくださいました。しばらく低迷していた成績ですが、6年のサピックスオープンで日々の努力の結果が少しずつ表れ始めました。はじめは合格可能性50%という結果でしたが最後は連続して全ての志望校が80%に届くようになり少しほっとしたのを覚えています。ただ娘が最後まで苦しんだものがあります。それは過去問です。合格可能性80%をとれている学校でも、過去問はなかなか合格点を超えることができず、「このままではだめかもしれない…」と何度も思いました。比較的安定していた社会さえ過去問となると点数がとれずとても苦しみました。けれど先生が娘の過去問の答案やまとめノートをみてくださり、出来ているところは誉めて自信をつけて下さいました。このように、先生にきめ細やかに見ていただいたり質問教室で教えていただき、年が明ける頃には少し自信もついてきました。入試2週間前に演習であまり点数が取れなくなってしまったこともありましたが、そんな時は既に解いた問題を短い時間で解いて自信をつけることに努め、入試前日には「きっといける! 大丈夫!」と自信を持つことができました。
当日、試験を終えて出てきた娘の表情は、今までの模試やテスト後に見たことのないほど爽やかで、悔いなくやり切ることができたようで、この表情を見ることができただけでも親として涙が出そうになりました。翌日の結果発表。画面に映し出された桜の背景と「合格」の文字を見た瞬間、普段はあまり感情を表さない娘が声をあげずに泣き崩れた姿は一生忘れることはないと思います。
この3年半、どんな時も諦めることなく努力をし続けることができた最大の原動力は、やはり志望校に合格したいという強い気持ちと、何よりサピックスが大好きという気持ちだと思います。毎回楽しい授業をしてくださり、そしていつも夜遅くまで娘の質問に答えてくださり、不安になった時は支えてくださった先生方に心から感謝しております。本当にありがとうございました。
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