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最新中学入試情報
進学校 ▶ 本郷中学校
中学受験終わりの始まり
S.Yさん ●お子さんの名前 Uさん
新6年生の2月時点で、国語以外は偏差値40からのスタートでした。理社は壊滅的で基本も理解できていない単元が多かったです。とにかく夏休みが終わる前までに、苦手科目の底上げと基礎固めを目標に進めました。仕事柄平日に勉強をサポートする時間がとれないため、サピ授業のない平日週2日は個別指導に外注し、理社コアプラスの繰り返しと基礎の繰り返しで夏休みまでに土台を形成できるように進めました。理社、算数など授業前のミニテストで得点できるようになってくると本人のやる気が出てきて、理社が嫌いな科目でなく自分で進んで勉強する科目に変わっていきました。
その後、理科ではどの単元が不得意なのかをマンスリーの結果から探り、生物>化学>物理の順でやるべき分野を絞りました。夏休み中の夏期講習のないお盆休みは、基礎知識ゼロだった月・星・太陽、苦手なバネ、てこを、ホテル勉強合宿で一緒に一からやり直し、ノートに記載して自分ノートを作っていきました。この9月までの基礎固めがあり、知識ゼロ分野がなくなって自信につながったと思います。
夏以降はSSの単科(理科と算数)がとても良かったです。基礎なくして応用なし。SS単科>SS志望校別を中心に、復習を繰り返し行いました。日曜日SSの前の8時15分から学校別算数の問題演習時間があり、そこでのプリントは数値替えで頻出問題を繰り返すことができて、よくできたテキストだと思いました。正月前には唯一の得意科目である国語でスランプに陥り焦りましたが、読解で時間をかけて読み込みすぎる時間配分が問題であることが判明し、本番直前までにはスランプから脱することができました。入試本番では、苦手だった理社が得点源となり、唯一の得意科目の国語は落とさずしっかり得点、算数は平均点、という出来で、合格を勝ち取ることができました。
志望校は第一志望校だけでなく、受験予定の学校を全て第一志望校だという気持ちで向かいました。偏差値や進学実績だけでなく、学校方針や校風が子供に合うか、教育理念に賛同できるか、気になる学校には何回か説明会に足を運んで、志望校を決定しました。それを判断するのは親にしかできないことだと思います。
中学受験で合格を勝ち取り努力が結実した経験を得られたのは事実ですが、中学受験は人生の通過点でしかありません。中学受験はゴールではなく新しい生活の始まりです。
勉強を見られるときは一緒に問題を問いて、自分も勉強し、わからない問題は解き方を本人に質問する。私が分かる問題はかみ砕いて説明する。そんなやりとりを日頃からしていました。親にとっても思い出に残る中学受験生活でした。支えてくださった塾の先生方、家族に感謝します。
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