受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

さっぴーの社会科見学へ行こう!

見学を終えて…

女の子 「ふう、すごいボリュームだったね! 10室もの常設展示はどこも貴重な資料ばかり。さらに特別展示室や季節展示室、昔の道具の体験コーナー、ものづくり工房まであるんだもの。丸一日いても飽きないくらいおもしろかったよ」
男の子 「しかもフロアにはボランティアのガイドさんがいて、声を掛けてくれるもんね。展示品にまつわる、こぼれ話もたくさん聞けて、ぼくもすごく楽しかったよ」
さっぴー 「この『埼玉県立歴史と民俗の博物館』は2006年に開館したけれど、1971年開館の『埼玉県立博物館』と、1980年開館の『埼玉県立民俗文化センター』を統合してできた施設なんだよ。たくさんの展示があるうえ、展示替えも定期的に行うからリピーターが多いんだ」
女の子 「なるほど。それに建物自体も見どころなのよね? 国立国会図書館や東京文化会館などを設計した前川國男氏の設計だとか。帰る前に外観もチェックしなきゃ」
男の子 「外には縄文時代と弥生時代の住居の復元や、昭和30~40年代をイメージした原っぱもあるって聞いたよ。そっちも見に行こうよ」
さっぴー 「そうだね。その後は大宮公園を一巡りしようか。園内は緑が多く、2000年以上の歴史を持つとされる武蔵国一宮・氷川神社もあるからね」
女の子 「やったあ! お参りしたい!」
男の子 「いいね。武蔵国の人々の心に触れられそうだ」

企画展や体験学習イベントを定期的に開催

さっぴー

特別展 「大名と菩提所」

 11/24(月・振休)まで

特別展 「埼玉の宝物」

 2026年3/14(土)~5/6(水・振休)

収蔵品展 「太平記をよむ」

 2026年1/2(金)~2/23(月・祝)

体験 「木版浮世絵を摺る」

 12/19(金)

体験 「ミニチュア古代鏡作り」

 2026年1/25(日)

※要事前申し込み


ミュージアムショップもチェック!

 館内2階の一角には、おみやげ探しにぴったりのミュージアムショップがあるよ。店頭にはクリアファイル、コースター、ストラップ、絵はがきなど、バラエティー豊かな品々が並び、特別展や企画展と連動した「れきみん」オリジナルグッズもあるんだ。価格も手ごろなものが多いので、ぜひ立ち寄ってみよう。

INFORMATION

埼玉県立歴史と民俗の博物館

地図

開館時間
9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)

※7/1~8/31は9:00~17:00
(観覧受付は16:30まで)

休館日
月曜(祝日・振替休日、GW中および県民の日を除く)、12/29~1/1

※そのほか臨時に開館・休館する場合があります。

入館料
常設展 一般300円、高校生・学生150円
企画展 一般400円、高校生・学生200円
特別展 一般600円、高校生・学生300円

※特別展・企画展の観覧券で常設展も観覧できます。

所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219

TEL:048-645-8171(学芸)
048-641-0890(管理)

H P:saitama-rekimin.spec.ed.jp

交 通:東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園」駅から徒歩5分

25年12月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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