さっぴーの社会科見学へ行こう!
4地学展示ホール |
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「長瀞は地質学的な価値も高い場所。明治時代に学術調査が始まって、『日本地質学発祥の地』とも呼ばれているのね。このホールでは県内で見られる岩石や化石などを並べて、埼玉の大地の成り立ちをたどっているよ」 | |
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「おっ、長瀞の岩石のコーナーだ。川沿いに広がる『岩畳』は、地下深くで作られて、地表まで上がってきた岩石が顔を出したもの。だから岩畳を調べれば、地球内部のことも推測できるんだね」 | |
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「こっちは秩父鉱山のコーナーだよ。この鉱山からは金や亜鉛、石灰岩など約140種類もの鉱物が見つかっているんだ。すごい数ね!」 | |
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「化石や復元模型もそろっているよ。アンモナイトにアケボノゾウ…、おや、この巨大魚は1500万年前のチチブサワラか。見応えがあるなあ」 |
▲パレオパラドキシアと同じように、古秩父湾で暮らしていたチチブサワラ。現在のサワラは全長1m前後だけど、チチブサワラは2~3mもあったんだ。
◀秩父鉱山で採れる自然金は、何と細長い糸状。亜鉛の原料となる閃亜鉛鉱のなかに、くねくねと入り込んでいるんだ。これは世界的にもかなり珍しい形の金なんだよ。
ふわふわの石がある!?
鉱物のなかには風変わりな形のものも少なくない。その一つである「毛鉱」は、文字どおり、石の表面からふわふわの綿が生えているように見える硫化鉱物。館内にはこの毛鉱も展示されているので、じっくり観察してみて。
5生物展示ホール |
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「ひゃあ、高さ8mの大ジオラマだ! これは埼玉の森林を原寸大で再現したもので、あちこちにいろいろな生き物が隠れているぞ」 | |
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「場面は全部で六つ。『冬の低湿地』『秋のブナ林』『鍾乳洞』などに分かれているよ。季節や場所、時間によって、様子が全然違うね!」 | |
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「のんびりと沼に浮かぶカモ、色づいた葉っぱを食べるシカ…。見て、岩登りをしている人の人形まであるよ。どれもリアルで、今にも動き出しそうだ!」 | |
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「それぞれの場面の前には、生き物の名前が書かれた操作パネルがあるよ。そのスイッチを押すと、生き物にスポットライトが当たるんだ。これならどんどん見つけられるわね」 |
▲「冬の雑木林」の一画では、鋭い目つきのアカギツネが、獲物のノウサギを狙っているよ。
▲「初夏の原生林」は、奥秩父の十文字峠(標高1962m)がモデル。ツキノワグマの姿も見えるね。
▲「鍾乳洞」は光が届かない場所。夜行性のウサギコウモリやキクガシラコウモリは、昼間はここで眠るんだ。
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