さっぴーの社会科見学へ行こう！
「日進月歩」というけれど、現代社会はまさに「秒進分歩」。科学の世界も、次々に新しいことがわかり、その成果はわたしたちの生活に役立てられているんだ。東京・お台場にある「日本科学未来館」は、そんな科学についてのミュージアムだよ。館内にはロボット・宇宙開発・気候変動など、さまざまなテーマの展示が並び、楽しみながら最新の科学技術に親しむことができるんだ。
日本科学未来館で会えるロボット「ケパラン」には、どのような機能が備わっていると思う？
①音楽に合わせて滑らかに踊る
②片足でバランスを取る
③好きな物を見せると喜び、苦手な物を見せると嫌がる
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「ケパランって、おもしろい名前のロボットだね。ダンスは得意だと思うよ。踊るロボットって、あちこちで見かけるし」 |
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「そうだよね。それに上手に踊れるなら、片足でバランスを取るのも余裕でできるんじゃないかな。これで①と②はクリア。問題は、③の、いろいろな物を見て、喜んだり嫌がったりできるかどうか。これも今の技術なら可能なんじゃないのかなあ。正解は、三つ全部！」 |
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「そのとおり！ ケパランは『日本科学未来館』オリジナルのパートナーロボット。見た目はふわふわのぬいぐるみだけど、トヨタ自動車の協力の下、来館者とのコミュニケーションに関する初期動作などをオリジナルで開発したんだ。最新技術が詰まっていて、二足歩行はもちろん、ダンスや片足立ちもできて、見せるアイテムによって異なる反応を返してくれるんだよ」 |
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「ケパラン、賢いな！」 |
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「たとえば、好物のクリームソーダの絵を見せると、ほしがる動きをするし、ほうきなど、苦手な掃除道具を見せると、嫌そうな顔やポーズをとるんだ。同じアイテムをずっと見せ続けると、反応も変わるんだよ。来館者には、ケパランを通して、人とロボットの関係性を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められているんだ」 |
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「まるで感情のある生き物みたいだね。日本科学未来館に行けば、ケパランと遊べるの？」 |
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「もちろん。日本科学未来館は2001年に開館した国立の科学館。最新の科学技術に関する体験展示がたくさんそろっているから、見応えがあるよ」 |
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「いいね。ぼく、科学は大好き！」 |
