さっぴーの社会科見学へ行こう!
1龍Q館 展示室 |
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「見学会の集合場所は、地底探検ミュージアムの『龍Q館』だよ。ここは放水路の施設の一つである『庄和排水機場』の一部で、2階の展示室は自由に見学していいんだね」 |
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「じゃあ、時間があるから、先に展示室に上がってみよう。おっ、吹き抜けに『地層タワー』が立っているよ。これは調圧水槽を建設したときにはぎ取ったもので、この地域の地下24mもの地層がわかる貴重な標本。貝の地層もあることから、25万年前、ここは海だったとわかるんだって」 | ||
「展示室に入ると…。わあ、放水路の解説パネルや模型が並んでいるよ。模型を見れば、排水の仕組みも理解しやすいね」 | ||
「ガラスの向こうには、外郭放水路を管理する『中央操作室』があるぞ。放水路を使うときは、ここで施設全体の様子をチェックするのか。ちなみにこの操作室は、テレビや映画の撮影にもよく使われているそうだよ」 |
2地底体感ホール |
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「展示室の奥は円筒型のシアターだ。川から水を取り込む巨大な竪穴・立坑を模したデザインになっているんだね」 | ||
「映像が始まったよ。テーマはもちろん、首都圏外郭放水路の活躍について。スクリーンには三つの画像が同時に映し出されて、迫力あるなあ」 | ||
「放水路の建設は1993年から2006年まで13年かけて行われたのか。地元に龍の伝説が残ることから、放水路は『彩龍の川』という愛称でも呼ばれているんだね」 | ||
「この実写映像以外に、子ども向けのアニメもあるんだって。どちらも6~8分の短編だから、タイミングが良ければ気軽に見ていけるね」 |
3いざ、地下神殿へ! |
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「さあ、いよいよ見学会が始まるよ! まずは担当のガイドさんが、この放水路の特徴や見学のルールについて教えてくれるんだね」 | ||
「これから向かう調圧水槽は巨大なプール。江戸川に安全に水を流すため、トンネルを通って流れてきた水の勢いを弱める施設なんだね。ちなみにAR(拡張現実)アプリをスマホにダウンロードしておくと、洪水時の地下の様子を疑似体験できるそうだよ」 | ||
「よし、準備もできたし、調圧水槽へ出発! 龍Q館を出て、場内の芝生広場を横切って…、えっ? この小さな建物が地下への入り口なの?」 | ||
「ここから全部で116段、ビル5~6階分の階段を下りていくんだ。当然、帰りは上らなくちゃいけないから、覚悟して参加しないとね」 |
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