さっぴーの社会科見学へ行こう！
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「南極も北極も寒いけれど、ただの氷の世界じゃないのね。場所によっては、夏には花も咲いているなんてびっくり。わたし、ここに来て初めて知ったよ」 |  |
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「ぼくもだよ。ほかにも昔の観測隊員の防寒服が並んでいるなど、とにかく館内は『本物』だらけ。体長が2mを超えるホッキョクグマの剝製まであって、時間を忘れて見入っちゃったよ」 | |
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「『南極・北極科学館』は2010年オープンだけど、その母体の『国立極地研究所』は、今年で設立50周年を迎えたんだ。南極での活動は1956年から行っていて、科学館には長年の研究成果を集めているから、展示品もボリュームたっぷりでバラエティーに富んでいるんだよ」 | |
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「うん。それにフロアの要所には顕微鏡があって、サンプルを自分で観察できるのも楽しかったよね」 | |
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「うん。ただの石のように見えても、顕微鏡で見ると、ステンドグラスみたいにきれいだったりね。ぼくもいつか現地に行って、研究にかかわりたいと思ったな」 | |
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「いいね。特に最近は地球温暖化の影響で、極地の氷も減っているからね。温暖化を食い止めるためにも、2人が活躍してくれるとうれしいよ。それじゃ帰る前に、館外のオブジェも見ていこうか」 | |
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「そういえばエントランスの近くには、昔の犬ぞりチームのブロンズ像があったね」 | |
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「本当？ 写真を撮っていこうよ！」 | |
南極・北極科学館では、企画展示のほか「極地研サイエンスカフェ」という講座も定期的に行っているよ。専門家の説明が聞ける貴重な機会なので、ぜひ参加してみよう。参加できる人数には限りがあるので、公式ホームページを小まめにチェックしてね。
▲雪上車ペーパークラフト110円（税込）
▲JARE野帳500円（税込）
科学館の一角には、小さなショップが設けてあるんだ。店頭には極地のポストカードや南極大陸地図など、オリジナルグッズが勢ぞろい。また、スタッフは南極観測の経験者なので、ぜひとも立ち寄って質問してみよう。ショップはお休みすることもあるから、事前に公式ホームページをチェックしてね。
国立極地研究所
南極・北極科学館
●開館時間
10:00～17:00（最終入館16:30）
●休館日
日曜、月曜、第3火曜、祝日、夏季休業日、年末年始
●入館料
無料
所在地：東京都立川市緑町10-3
TEL：042-512-0910
（電話受付：開館日の10:00～17:00）
ＨＰ：www.nipr.ac.jp/science-museum
交通：多摩モノレール「高松」駅より徒歩10分、JR「立川」駅より徒歩25分、または立川バス利用で「立川学術プラザ」下車1分
