さっぴーの社会科見学へ行こう!
オットセイエリア |
||
|
||
「この岩場付きのプールの主役は、ミナミアメリカオットセイだ。岩場の上からその暮らしぶりをチェックできるぞ」 |
|
|
「わあ、1頭が岩場に上がっているよ。お昼寝でもする気分なのかな? オットセイは、ヒレ状の足で岩場を走ることもできるんですって」 | ||
「あれっ、プールの下にはトンネルがあるよ。このトンネルには透明のアクリル板が使われているから、オットセイの水中での姿もばっちり見えるな」 | ||
「今、表にいるのは4頭だけど、1歳になったばかりの赤ちゃんオットセイ『アテナ』も徐々にプールに出る予定なんだって。楽しみだね」 |
ペンギンエリア |
||
|
||
「わーい、マゼランペンギンのエリアだよ。ここで暮らしているのは約50羽。館内生まれの子たちもいて、『だいふく』とか『わっしょい』とかすべてにかわいい名前がついているんだ」 | ||
「このプールも側面は透明のアクリル板だね。ひゃあ、ペンギンがすぐ近くまで泳いできてくれた! 翼には識別用のカラーバンドもはめてあるし、これなら個体が見分けられるかも」 | ||
「あ、飼育員さんがエリア内に入ってきた。なるほど、このプールは室内開放型で、放っておくとペンギンの臭いが館内にこもっちゃうから、衛生面も配慮して1時間に1回は掃除をするんだ」 | ||
「プールの前には、どのペンギンとどのペンギンが夫婦だとか、ペンギンたちの相関図が公開されているよ。ペンギンの世界も意外と複雑なんだなあ」 |
江戸リウム |
||
|
||
「おぉー、ここが金魚のエリアか。江戸時代の庶民も、よく金魚をペットとして飼っていたんだね。このエリアも幻想的な和風の飾り付けでまとめてある」 |
|
|
「スレンダーな和金、むっちりとした琉金…。さまざまな水槽のなかで、約15品種の金魚が泳いでいるね。まるで宝石みたい」 | ||
「へえ、昔はガラスが高価だったし、金魚は鉢などに入れて上から見るものだったんだ。この水槽は底に伝統文様が描いてある。その上を金魚がゆったりと横切っていくよ。芸術的だなあ」 | ||
「こっちは金魚売りの屋台ね。昔は夏になると、こういう屋台が町のあちこちで見られたんだって」 |
5階には、水族館の仕事に触れられる「アクアベース」があるんだ。その一つ「キッチン」は、生き物の「ゴハン」を用意するところ。スタッフが個々の生き物の状態に合わせて、ゴハンの量や栄養面を調整し、きちんと記録をつける様子が見られるよ。もう一つの「ラボ」は、小さな水槽が並んだクラゲの繁殖コーナー。ここでは、幼生から成体まで、実物をチェックしながら、クラゲの成長過程を追うことができるんだ。ちなみに、すみだ水族館のすべてのクラゲは、館内で繁殖させたものなんだよ。
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎