今思えば私の受験生としての生活は常に不安定なものでした。結果としては受験校全てから合格を頂く事ができましたが、常にのびしろいっぱい、と先生に言われてきましたので、私の生活と改善点を挙げていきます。個人の主観ですがお役に立てれば幸いです。
　私がサピックスに入室したのは４年生で、当時は「基礎力トレーニング」等の家庭学習をかなり真面目に行っていました。５年生に入ると緊張がゆるみ家庭学習をやらなくなり、一番上のブロックから一番下まで下がりました。そのまま６年生に入り、前期は５年生とたいして変わらない堕落し切った生活を送っていました。転機が訪れたのは６年生の春でした。まん中辺りのブロックに上がり、そこで相談ができる先生にお会いすることができ、夏までに上から２番目のブロックに上がることができました。
　そうして少しずつ軌道に乗ってきたとき、やる気を上げようと思って行った第一志望校の説明会で危機が訪れました。学校の校風が思っていたものと違ったのです。そのせいか学習の気力が落ち込み、それに比例して成績も下がっていきました。しかしサピックスの先生方が相談に乗って下さった上「いつになったら本気を出すのか」と発破をかけて下さったお陰で志望校を変える決断をすることができました。
　１月31日の激励電話でもいつもお世話になっていた先生がユーモアを交えて応援して下さり、万全の状態で２月をむかえることができました。
　これはあくまで私の生活であり、至らぬ点も大量にあると思いますが、先生のアドバイスを聞く、家庭学習をしっかりやるという事は全てのサピックス生に通じるものだと思います。
　最後まで支えて下さった家族・先生方、本当にありがとうございました。そして受験生のみなさん、あきらめずにがんばってください。応援しています。