受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 豊島岡女子学園中学校

質問教室はマイヒーロー!

K.Kさん

 2月2日18時59分、私は1日午後受験校の不合格を知り、翌日に向けた勉強をしながら、第一志望である豊島岡女子中の発表を待っていた。合格する自信はなく補欠でも十分だと思っていた。19時、合格発表のサイトで、自分の受験番号を見つけた。憧れの豊島生に自分がなれることがとても嬉しかった。
 私は3年生の6月、サピックスに入った時は成績が良かったが、5年生になり授業(特に算数)についていけなくなっていった。そんな時行き始めたのが質問教室だ。初めは不安だったが、先生たちは面白く理解できるまで付き合ってくれたことにより、6年生になった頃には、クラスも少しずつ上がるようになり、模試で豊島岡女子中の合格可能性が50%をとったこともあった。しかし学校別サピックスオープンの豊島岡女子中では、理科で過去最低点である13点を取ってしまい、自分が危機感を持っていなかった事に気づいた。そこからはSSの単科(算数と理科)の復習に力を入れ、わからないところは質問教室で確実に理解するようにした。その結果、理科の過去問では20点近く点数を上げることができた。
 私が豊島岡女子中に合格できたのは、1月校の不合格にあると思う。受験者数も多く緊張し、算数でパニックになってしまった。不合格を確認し、質問教室に算数の質問に行った時、見直しのときには書き込んだもの全て消すという方法を習った。聞いた時は、時間がかかって面倒くさそうと思ったが、豊島岡女子中の入試では、3問のミスを避けることができた。これがなかったら不合格だったと思う。
 受験生のみなさんにアドバイスを送ります。

①受験当日のルーティンを作ること(服装、朝食、電車で聴く曲などを決めていました。好きな曲を電車で聞くと落ち着きます。)

②終わった科目のことは考えないこと。

③第一志望を諦めないこと。

 最後まで質問に付き合ってくれたサピックスの先生方、支えてくれた家族、本当にありがとうございました。
 祈・合格

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