私が本格的に受験勉強を始めたのは５年生の２月のことでした。はじめはまん中より下のクラスでやる気もなく、ただ言われた事をこなすだけでした。そこから上から２番目のクラスまでのぼりつめられたのは、「できない問題はできるようになるまでやる」勉強法のお陰だと思っています。できなかった問題はやった日を記録して、しまわずにおいておきます。そして２週間後にもう一度ときます。それでもとけなかったらまた２週間後…というように何度もとくのです。また、苦手な理科は質問教室のフル活用でだんだんできるようになりました。
　特に最後の追い込みは自分でも頑張ったと思います。１月は学校を休んで勉強にはげみました。時々、妹の保育園のむかえにいったり、ピアノとバイオリンの練習をしたりしてリフレッシュしました。（ピアノとバイオリンは勉強でつかれたときにひくことで気分を落ちつかせました。） ちなみに私は、１月受験はしませんでした。私は洗足学園を２月１日、２日に受験し、３日に小石川を受けようと思っていました。１日が受かったら２日はどこも受けないという事です。ですが、母に２日に豊島岡を受けることを提案されたので急きょ、豊島岡を受けることとなりました。受験の１週間前でした。
　当日は無事、きんちょうせずに堂々といどめ、受かる自信のなかった豊島岡も勝ちとることができました。また、第一志望の小石川と第二志望の洗足学園も受かりました。すべてを勝ちとれた２月９日。言葉で表せないくらいうれしかったです。
　私の受験はイレギュラーなものかもしれません。しかし、私はとても満足しています。ここまでこられたのはサピックスの先生方、友だち、そして両親と弟と妹のお陰です。特に分からない問題を教えてくれた両親、協力してくれた弟と妹に感謝しています。ありがとう。