正直に言うと、私は最後のサピックスオープンも女子学院と慶應義塾中等部の合格可能性が50％を超えることはありませんでした。
　それでも合格できた私の中学受験体験記をお伝えします。
　私は夏休み前まで、勉強に身が入っていませんでした。家庭学習も軽く目を通すだけで、テストの点は少しずつ下がっていき、だんだんと落ちていくクラスの中で「このままではまずい。合格できない」と感じ、弱点をこつこつとなくしていくことにしました。
　テキスト後半の問題を見直し、得点できていない問題はポイントをまとめて赤ペンでノートに書き、赤シートで何度も見直していき、理科・社会の知識を増やしていきました。
　苦手な算数はかばいきれないため、解ける問題をまちがえないようにすることに専念しました。
　受験前日、緊張してなかなか寝つけませんでしたが、「大丈夫、あんなに努力したんだから受かるはず」と言いきかせました。
　当日、ＪＧ受験前や慶應受験前、何度も深呼吸をして気持ちを落ちつかせ、問題文を読みとばしたりせず、全力を出し切れる様にと祈っていました。試験に自信はなかったけども、結果は合格。ゆっくりと喜びをかみしめました。
　このへんで前日～当日にやった方がいいことを書きます。
●理科・社会はコアプラスなど知識の確認。
　当日は問題文をはやとちりしないように。

●算数は条件を読みとばさぬように。途中式も書く場合、ごちゃごちゃしない。

●国語は漢字の要、熟語の確認。同音異義語をまちがえないように。

　祈、合格。