受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2024年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 慶應義塾中等部

慶應中等部合格!

K.Sさん

 僕は4年生からサピックスに通い始め、慶應中等部に合格した。
 皆さんは「自分の今の偏差値よりも下の中学校には絶対に受かる」と自信を持って言えるだろうか?
 僕は当然合格できるものだと思っていた。完全に油断していたのか、自分の偏差値よりも下、かつサピックスオープンの志望校判定でも、合格可能性が80%取れていた学校は余裕で合格すると思っていた。でも、そうやって調子に乗っていたら見事に落ちた。今となっては笑って言えるが、もし第一志望の慶應中等部に落ちていたら笑い事では済まなかっただろう。
 でも考えてみて欲しい。僕は自分の偏差値より上の東邦大東邦中や慶應中等部などに合格している。これはまぐれではなく、自分の実力なんだと思う。ここで僕が言いたいのは、偏差値はあくまで自分の今の位置を把握するための物差し、ということだ。自分の偏差値が60だろうが50だろうが偏差値50の学校に落ちるか受かるかなんて分からない。なぜなら、その学校に受かりたいという強い思いを持つ人がたくさん受けるからだ。偏差値が60でも全部受からないこともあるし、偏差値が50でもかなり高いところに受かるということも当然ある。
 じゃあ、なぜ偏差値があるのか。それはみんなに自信を持たせるためだと僕は思う。偏差値が高ければそのまま頑張ればいい、偏差値が低ければ高くするために人一倍頑張ればいい。
 勧めたい勉強法は

①行きたい中学校の過去問題を解きまくり、問題の傾向に慣れること。

②SS特訓で配られる教材を繰り返し、何度もやること。

③面接をお風呂の中で毎日イメージして練習すること。

④「重大ニュース」や「言葉ナビ」などを隙間時間に読みまくること。

 これによって、その学校に合格できるという自信を持ち、最高の状態で受験に臨むことができると思う。
 最後に、支えてくれた先生方と家族にありがとう! そして継続して我慢強く頑張った自分を褒めてあげたい。

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