２月２日。
　「合格おめでとうございます」
　桜蔭中の合格発表サイトを見て、驚きと喜びの気持ちがわき上がりました。
　１月受験で渋谷幕張中に合格してから、なんとなく気が緩んでしまい、正直２月１日の入試本番であまり手応えを感じていなかったからです。その後、２日の渋渋中、３日の慶應中等部も合格し、私の中学受験は大成功に終わりました。しかし、振り返ると決して順調な道のりではありませんでした。
　入室した４年生の春から５年生の夏前頃までは、得意の国語が安定していたこともあり、比較的良い成績を保っていましたが、５年生の夏頃からは、知識力不足や、集中力が保てないことにより、あまり良い結果が出ないことが度々ありました。成績は不安定な状況が続き、６年生の最後から２番目のマンスリーで自己最低偏差値を記録してしまいました。いよいよ焦った私は、理科や社会の知識をもっとつけようと躍起になりましたが、それでも思うように結果が出ませんでした。苦しい時期はしばらく続きましたが、最後の冬期講習や正月特訓で、問題形式の授業が中心になった頃、クイズ形式がやる気を掻き立て、勉強が楽しい！もっといい点数を取りたい！と思えるようになっていました。そして結果として最後は合格に結び付きました。
　これから受験をするみんなへ私なりのアドバイス。

①授業をとにかく頑張って集中して家庭学習の負担を減らすこと。

②算数はとにかく地道に解けばできる問題もあるのであきらめないで取り組み続けること。

③一度間違えた問題は次に出たら絶対に自分で解ける！という状態になるまで練習すること。

　中学受験は辛いことも多いですが、今終わってみると、根性や自信がつき、とても充実した時間だったなと思います。うまくいかない時もあきらめないで続けてきて本当によかったと思っています。
　受験生のみなさんも自分とサピックスを信じて最後まで頑張ってください!!