受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

僕の開成対策

T.Sさん

 開成だけでなく、受験する上で大切な3か条を紹介します。

一、前の科目の良し悪しは忘れて、次の科目に集中し、最後まであきらめないこと!

一、全力でサポートしてくれた先生や家族に感謝の気持ちを持ち、試験に臨むこと!

一、問題が難しくても、動揺せず、取れるところをミスなく取り、最後の1秒まで自分の力を信じて、1点でも多く取る努力をすること!

 以上のことをふまえて本題に入ります。
 まず国語は、最初の1分で記述の行数や文章量を確認し、時間配分を考えましょう。また、文章のテーマや設問の条件、設問どうしのつながりを意識して記述を書きましょう。あと、授業でやった文章は、テーマと記述の構成をノートにまとめても良いと思います。
 次に算数は、分からない問題を早めにとばすことをオススメします。後でもう一度見ることで、条件の見落としや計算ミスに気づくかもしれません。また、問題が簡単でも浮かれずにケアレスミスに注意し、難しくても動揺せず、周りも苦しんでいると思って、全力で取れる問題をきちんと取りましょう。
 続いて理科は、1月に知識を再確認しましょう。知識の50題の他、コアプラスで間違えたところや授業中のメモを見直しましょう。
 そして社会は、歴史と公民で満点を狙って問題を解きましょう。1月にはデータバンクや憲法などの中から自分の苦手なところやコアプラス、重大ニュースなどを繰り返しましょう。
 最後に、模試の結果に一喜一憂しないでください。結果はその瞬間の成績を表しているだけで、合否には全く関係ありません。実際に、開成の学校別サピックスオープンの国語で驚異の偏差値38.6というえげつない成績を叩き出した僕でも、冬期と正月を経て国語を克服し、コース内で上位に入り、結果的に開成に合格できました。なので、模試の結果がどうあれ、冬期・正月・SSを頑張れば大丈夫です! 祈・合格!!

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2024年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ