受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 麻布中学校

俺って従順?

S.Kさん

 社会も国語も時間内に全て書き切った。入試1か月前でも、まだ国語と社会が解ききれなかったので、本番で実力を出し切れた事に対する喜びと驚きを麻布中学校の入試が終わったときに感じていた。
 入室時と受験直前を比べると成績は下がったが土特では記述は少ないものの演習形式なので時間内に問題を解き切る練習が出来た。またSSでは記述量の多い問題を実際より短い時間で解き、時間配分を意識して取り組めた。
 次に入試前の1週間に行うと良いことを伝えよう。まず麻布は漢字が簡単なので絶対に落とせない。なので漢字を解くべきだがやりすぎには注意! 5分から10分程度で良いと思う。また麻布は記述が多く思考系の問題が出る。しかし、理科科の先生の「記述を書くためには基礎的な知識をつけることが大切だ」という言葉通り入試の前に基礎的な問題を解くことを強くおすすめする。
 そして入試前日に行うべき最も大切な事は早く寝る事だと僕は思う。なぜなら入試は朝に実施されるからだ。そして、入試の3時間くらい前には起きて今までの基礎トレを行い、頭を万全の状態にセットするのだ。その後は堂々と胸を張って学校に入ろう。
 最後に多くの人が心配するであろう、入試に対する心構えについて伝えたい。それは社会科の先生の「今まで自分は勉強を続けてきたのだから自分が受からなければ誰が受かるのかと思う程自信に満ち溢れた状態で臨んでほしい」という言葉だ。この言葉の通りに最後は自信を持って入試に挑むと緊張せずに問題を解くことが出来る。この様に今まで面白く分かりやすい授業をしてくれた上に、面談もしてくれた先生や日々支えてくれた両親に感謝していきたい。また入試後に理科の先生に言われた通りこの結果が当たり前であると思ったり、合格したと浮かれたりしないようにこれからも日々精進していきたい。

追伸:思ったことはなかったが、体験記を書いて自分は従順だと気がついた。

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