２月２日。私は電車の中で泣いていました。第一志望だった豊島岡女子学園中の入試。算数が今までで一番できなかった気がしたからです。
　私が豊島岡女子学園を志望したのは４年生のころ。いとこが豊島岡の卒業生だったことで、漠然と「豊島岡に行きたい」と思いはじめました。そして文化祭に足を運び、豊島岡への思いがより強くなりました。
　豊島岡に確実に合格するため、先生の勧めもあってＳＳ特訓は桜蔭コースに入りました。しかし、席次は大体後ろの方。冬期講習では最終回に算数で18点をとり、理科では６点（!?）という驚異の点数をたたき出してしまいました。
　それでもめげず、１月は学校を休み、算数と理科を中心に勉強しました。具体的な方法としては、次のことに取り組みました。

●算数…夏期と後期の平常のＡＢＣ、解法力のテキストのＡ～Ｄ、解法力発展演習にのっている立体切断

●理科…夏期講習で授業で扱った問題、土特のＸ・Ｙプリント

　そして２月２日14時。前日に受けた桜蔭中の入試結果は、予想外の合格。やっと涙が止まりましたが、心の中は不安でいっぱい。
　落ち着かない心で迎えた19時。豊島岡の入試結果が出ました。自分の番号を探しながら、いろいろなことを思いました。今まで一度も過去問の合格者最低点を超えられなかったこと、12月の合格力判定サピックスオープンで算数の偏差値が48だったこと…。
　そんなことを思いながら、あきらめ半分で番号を探していると、なんと自分の受験番号がありました。すごく嬉しかったです。
　最後まで算数ができなかった私にえらそうなことは言えませんが、後輩の皆さん、あきらめないでがんばって下さい。祈・合格！