「合格おめでとうございます」
　この画面を見て私の受験生活が終わりました。結果は全勝。この日、たくさんの〝おめでとう〟という言葉をもらいました。
　６年生ではクラスの基準にヒヤヒヤしながら毎回テストを受けていました。志望校別のクラスでも国語や理科は足を引っ張っていました。でも本番の頃には平均点くらいまで乗せることができました。桜蔭の場合、国語は慣れるまで何度も文章を読んだり答えを書いたりする事がオススメです。理科は苦手な範囲をあぶりだし、穴を埋めてきました。コアプラスや資料集をうまく活用できると良いと思います。
　また私にとって同じ学校を目指す友達がいる事も心の支えになりました。９月から始まるＳＳ特訓は時間が長く、最初は少し辛いかもしれません。ですが、授業が終わって帰る時に友達と話す時間がとても楽しかったです。４年生の頃よりサピックスに通うことが楽しくなっていました。
　これから闘うみなさんに、受験が近くなった頃思い出してほしい事があります。
①入試でも教科ごとに気持ちを切り替える。
　私は前の教科の存在ごと忘れる感じで入試を受けました。
②メリハリをきっちりする。
　勉強する時と休憩する時は分けましょう。
③「私が分からなかった問題はみんな分からない」という心や自信を持つ。
④緊張は、２月１日の２日前の夜にする。
　そうすればきっと前日にぐっすりと寝られると思います。
　最後に、もうひとつ言わせてください。受験が終わり、どのような結果だったとしても後悔することがないように〝今〟を楽しく過ごしてください。