私は最初、文化祭に行った時自由で楽しそうだったという理由から女子学院中学を目指していました。なので、学校別サピックスオープンの女子学院を受けたのですが、社会以外は全くで偏差値は30台。そこで私は女子学院をあきらめて、フェリス女学院の勉強をすることにしました。しかしフェリスの過去問をとくと算数と理科がとても悲惨な点数でした。でも、白百合学園の過去問は女子学院やフェリス女学院ほど点数が悪いわけではなかったので白百合学園の勉強を優先させました。
　白百合学園を優先することに先生も賛成してくれました。特に理科の先生に「この学校の問題はOさんに合っている」と言われ、もっとがんばろうと思えました。でも私は夏期講習で復習した内容が理解できていなかったため、その復習と平常授業の家庭学習、どちらもするのにとても苦労していました。特に私は直しが多く、白テキもある算数の家庭学習におわれていました。でも算数の先生が時間がなかったら、白テキはまちがえた所だけでいいと言っていたので、まちがえた所だけをするようになりました。12月になるとフェリスも考えるようになりました。そして、もう一度フェリスの過去問をといてみると、受験者平均より30点くらい上をとれるようになりました。なので、フェリス女学院も受けることにしました。そして、第４回のサピックスオープンでは全ての教科で偏差値50にのり、算数では60に乗ることができました。
　私の中学受験は他の人とは一味ちがう、つねに緊張につつまれたものでした。そんな中でも応援してくださった家族や友達や先生に感謝しています。