受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 早稲田中学校

やる気なき僕の中学受験

K.Hさん

 僕は1年生から5年生までは勉強が楽しかったのでやる気があり、5年生の10月頃には上位コースに入れました。その時には両親も喜んでいて僕も喜びました。しかし、現状に満足して、豆電球の並列の回路のように、勉強量を減らすことになり、6年生から62.4あった偏差値が51.5に下がってしまいました。
 下がっていくところを見ている両親はなにもいわず、いつもどおりに接してくれました。なので、僕は夏期講習から頑張り始め、苦手分野を克服したり、特に国語の漢字や論説文・物語文を全て勉強したりした結果、国語と社会に強くなりました。
 そこから武蔵を目指し始めました。しかし、またそこでせめてながされないようにしていき、もう12月までいきました。まだ過去問はほとんど手付かずでした。そこで、先生と相談し、僕も気合いをいれ、危機感を持ち、本格的に勉強を始めました。以上が僕の単純な勉強不足による1年超のスランプです。
 1月から、僕は毎日10時間以上勉強を始めました。勉強内容は算数の基礎と応用をかためるために、SS特訓の単科の算数のABCD問題を苦手科目から全部解いていき、国語は足りない語彙力を強くするために、SS特訓の語彙力完成プリントを解いていきました。特に理科と社会に力を注ぎ、どちらも夜の覚えやすい時間(9時~10時30分)にコアプラスを苦手な科目から1単元ずつ1周しました。そして、社会は土特の知識の総完成を全てやり、苦手な公民はコアプラスでもう一度やり、すべての知識を覚え、得意にできました。これは試験本番でかなり得点にできたと思います。
 試験前日は音楽を聴きながらコアプラスや知識の総完成をしました。ちなみに個人の感想ですが、ホテルは慣れないのでやめた方がいいです。本番は受験者番号を素因数分解して落ち着きました。全力で試験に臨めたと思います。

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