２月３日、筑波大学附属駒場中の試験を終えた。ぼくは開成中の合格を知った。多分こういう時は大いに喜ぶ人が多いのだろうが、ぼくは、本当に自分でも驚くほど本当に実感が湧いてこなかった。これは算数に苦しめられたぼくの話だ。
　入室した時は中学受験をするというよりかは、ただ勉強が好きで通っている感じだった。また、同じ学校の人もいてとても楽しく、上位コースを維持できていた。雰囲気が何となく変わったと感じたのが新６年生の授業が始まったころだと思う。そこでようやく本格的な受験勉強がぼくの中で始まったのだと思う。それでもなかなかスイッチが入らない。その原因は算数だった。ぼくは算数が苦手、国語が得意というタイプだった。
　しかし、開成と筑駒に合格出来た。
　ぼくと同じような人がいたら、次のようなアドバイスを送りたい。

①授業はよく聞く。
②開成の算数の対策。
　ＳＳ特訓の開成対策プリントは完全に理解するまで何度もやり、忘れた頃にまた復習してできるようにする。正月特訓のプリントもしっかりとやる。

③試験当日やそれ以外の日も自分は合格できるという自信を持つことが大事。

　３年間サピックスに通って、サピックスで出来た友達と話すことや、先生が授業中に話す面白い話がぼくは大好きで、勉強でつらくなってもあきらめずに続けることができた。これから受験する皆さんも絶対にあきらめずに頑張ってほしい。
　最後にぼくを支えてくれたり、時には叱咤激励してくれたりした家族、ぼくを最後まで信じてくれたサピックスの先生、応援してくれた全てのみなさん、本当にありがとうございました。