受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 武蔵高等学校中学校

波乱万丈

K.Sさん

 2月3日、僕は叫んで喉が枯れかけました。では僕の喉が枯れるまでの経緯を説明します。
 サピに入室したときは3年生の終わりでした。サピはとても楽しく、通うことが大好きでした。そこで出会ったのが社会の先生でした。僕がオタクであることも影響してか、僕に武蔵を勧めてきました。その頃武蔵のことを何も知らなかったため、僕がいく中学とは思いませんでした。
 6年生になり、麻布と武蔵どちらにすべきか迷っていました。そこで担当の先生に相談すると、SSが始まるまではそんなこと考えずに勉強をしなさいと言われました。このことをきっかけに基礎を固めることの重要さに気付きました。そうして迎えた夏休み、クラスは真ん中あたりに落ちていき、顔がムンクの叫びになってきました。より一層基礎固めを意識するようになり、これが後々成果を見せたのです。
 夏休み明け1回目の学校別サピックスオープンを迎えました。ずっと苦手だった国語の偏差値が70を超え4位でした。ここで僕は調子に乗ってしまいました。1回目の武蔵の合格可能性は70%あったのがどんどん下がり、自信も落ちていきました。2回目の学校別サピックスオープンでは合格可能性40%に更に下がってしまいました。しかし12月から腰を入れて受験に備えたところ、第4回合格力判定サピックスオープンは持ち直すことができました。
 そして迎えた愛光と北嶺の受験。愛光は松山で受けましたが、常備薬を飲み忘れ、気にしながらの試験となりました。北嶺は前日の飛行機が欠航になり、急遽大阪で受けることになりました。しかし、両校に受かったため、安心して武蔵に挑むことができました。
◇SS
 型を知ること、席次を気にしないこと、調子に乗らないこと、質問教室を積極的に活用すること(ついでに先生に励ましてもらう)。
◇本番
 焦らず慌てないこと、何かしら書くこと、自分で勝手に答えを作らないこと。ブドウ糖を適宜にとること。ちなみにニンニクエキスを毎日とると僕は風邪をひきませんでした。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2024年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ