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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
合格後の気持ち
H.Hさん
「H、西日暮里にいくぞ。」
2月3日、早稲田中学の試験を終え校舎から出た後に合流した父がそう言いました。
僕は父の言っていることの意味がわからず、ただ「開成中学は落ちたんだな…。」と思いました。なぜなら、父が涙ぐんでいたからです。
その後、駅に移動してから、開成中学の合格を教えてもらい、気持ちの整理もつかないまま西日暮里駅へ向かいました。
駅に着いたら母が待っていて、僕を見るなり「おめでとう!」と笑顔で言ってくれました。そして開成中学に行って合格証明書をいただき、「本当に合格したんだ…!」と、じわじわと喜びが湧き出してきました。
どうして僕が開成中学に合格したのだろう…と不思議に思いますが、自分なりに考えたら、理由がいくつか見つかりました。
まず、苦手でずっと逃げてきた国語を、直前期は腹をくくって逃げずに取り組んだことです。それにより多少記述が出来るようになり、試験当日の最初の科目を落ち着いて解くことができました。
次に、算数が好きだったことです。1月は社会や理科の知識や漢字や時事問題など覚えることがたくさんありましたが、暗記科目に疲れたら、算数ばかりをしていたような気がします。算数に自信が持てると、勉強が得意になった気持ちになって「大丈夫、受かる!」と前向きになれました。
また、最後までゲームも漫画もやめなかったことです。勉強の休憩中に好きなことでリラックスできたことは良かったです。
受験生活を振り返って、「意外と楽しかった。」が本音です。
楽しかった、と締めくくれる結果が出せたのも、サピックスの先生やSSの仲間と共に学べたからだと思います。
ありがとうございました。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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