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最新中学入試情報
進学校 ▶ 女子学院中学校
家庭では頑張れなかったけれど
N.Yさん ●お子さんの名前 Sさん
我が家の受験は先輩ママから聞いていたものとはだいぶ違いました。
●5年生まで
娘は1年生の終わりに入室しました。理由は当時、低学年で入室しないと高学年になって入室テストさえ受けられないと言われたからです。しかし低学年からプレッシャーをかけて勉強させる必要はないと思い、5年生までテスト結果も気にせず、本人がやりたいあらゆる習い事(フィギュアスケート、ピアノ、水泳、そろばん、書道)を続けました。
●5年生の夏以降
習い事をやめてサピ一本にしぼりました。この頃からテスト結果を親が気にするようになりましたが、これまで自走式で自由にやってきた娘は親の関与を極端に嫌い、所属クラスや座席も教えてくれませんでした。
●6年生
6年生になっても親の関与を嫌がるとともに、家ではあまり勉強しませんでした。たまの家庭学習中はドアに「×」の印をつけて入室を許さず、勉強する姿を見ることさえ許さないので、その姿を「鶴の恩返し」と呼んでいたほどです。夏期講習中も近所のプールに毎日のように出かけ、正月明けは紅白歌合戦の影響でけん玉にハマり毎日のように特訓していました。「今もけん玉をしています」と半泣きでサピの先生に相談したこともあります。基礎トレは完遂した月がなく、コアプラス・言葉ナビ・漢字の要も一度も通しでやれないまま受験本番に突入しました。
●娘にとって良かったこと
こんな娘が志望校に合格できたのは、サピの授業のおかげとしか思えません。家で勉強しなくても、サピでは真面目に取り組んでいたようです。
●親が心がけたこと
親として心がけたことは、サピの授業を大切にすることです。塾への道すがら「今日の授業を集中して聞くように」と言い聞かせました。「うちは家庭教師もいないし、パパもママも助けてあげられないよ。授業で完全に理解して帰ってくるんだよ」と念仏のように唱えました。反発する娘なのでよい反応はありませんでしたが、「耳がある限り聞こえているはず」と信じ、話し続けました。
最後に受験に対する間違った定説があると感じましたので共有します。
●サピは家庭学習が多く親への依存度が高いため、共働き家庭には不向き
我が家は丸つけも含め親が一切関与していません。サピも親の関与は奨励していないように思います。
●家庭教師が必要
家庭教師をつける家庭も多いようですが、保護者会で先生は繰り返し「(家庭教師含めた)他塾に頼る前にサピの課題に向き合うように」と呼びかけていました。私も質問教室で十分だと思いました。
●1月は学校を休むべし
1月に学校を休むお子様が多いことは事実です。我が家も何日か休ませました。しかしサピの先生に学校を休みがちであるとお伝えしたところ「学校は行ってください。明日からは行きましょう」と厳しくご指導いただき、生活態度を立て直せました。
マイペースな娘を見捨てず最後までご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。
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