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最新中学入試情報
進学校 ▶ 渋谷教育学園幕張中学校
1月の勝者の裏側
Y.Tさん ●お子さんの名前 Aさん
「渋幕の競技かるた部に入りたい」という娘の夢を叶えるため、親としてできる限りのサポートを心がけてきました。目標は明確だったため、モチベーションは十分にありました。それでも、娘にとっては超難関であることには変わらず、親としてはやれることは積極的に取り入れるようにしました。
■揃えたアイテム
タイマー付の置き時計(スタディタイム)、ホワイトボード(900×600)、卓上クリーナー(勉強する部屋毎に配置)、穴あけパンチ(50枚)、マットレス(大谷翔平選手が御用達の寝具メーカー)、某乳酸菌飲料(定期購入)など。
特に、睡眠の質向上の取り組みが功を奏してか、普段から寝つきが良くなり、試験前日も21時にはぐっすり眠りました。
■資料整理
いろいろと試みましたが、品切れやスペース消費の問題があったので、最終的には次の方法に落ち着きました。
●直近のものは教科毎にラベリングしたファイルボックスで管理
●一定期間を過ぎたものは穴を開けて単語カードのようにリングで纏めて本棚で管理
■その他の取り組み
◇勉強場所は基本的にリビングとし、その環境を整えるため、夫婦で分担して弟を外に連れ出したり、別部屋で面倒を見るようにしました。
◇スケジュール管理は、保護者会での参考スケジュールを基にした週次チェックシートを作成しましたが、チェック自体が疎かでテキストのやり漏れが頻繁にありました。ひどい時は基礎トレを半月もやらないで隠していたこともありました。毎日一緒にチェックすることを習慣化するべきでした。
◇娘の反抗的な態度に怒りを抑えきれず衝突することもありましたが、受験の3か月前頃からはアンガーマネージメント関連の情報を収集して活用することで、娘が勉強に専念できるように努めました。
志望校のサピックスオープンでは、合格可能性が30%という厳しい結果が出ましたが、残り1ケ月に一段階ギアがあがり、過去問や対策問題で間違えた箇所を何度も解き直していました。
受験当日は、「自分が難しいと感じた問題はみんなにとっても難しい問題だからね」と、捨て問に時間をかけ過ぎないことと、難しい問題に不安にならないようにリマインドし、最後は「楽しんでおいで!」と声をかけました。
受験後には、たわいもない話で娘にストレスを与えないようにしました。
そして、合格発表の日。
「っしゃー!」と大声で喜ぶ娘の姿を見て、胸は喜びでいっぱいになり、目には熱いものがこみあげてきました。
結局、志望校判定で一度も50%以上はありませんでしたが、残り1ケ月で本当にグンと伸びました。最後まで娘の夢に向けて第一志望校を諦めないでよかったです。
最後に、娘を成長させてくださったサピックス関係者の皆様、一緒に戦ったクラスの仲間たちに心から感謝します。本当にありがとうございました。
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