受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

施設見学 漫画作りのおもしろさを学ぶ 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム にやってきました!

展示室

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男の子 「わあ、展示ケースにも壁にも、漫画の原画がたくさん並んでいるよ。室内は少し暗くて映画館のような雰囲気だね」

女の子 「カラー原画の色あせを防ぐために、照明を暗めにしているそうだよ」
男の子 「壁に展示されている原画は、子どもの目線に合うように、ドラえもんの身長と同じ129.3cmの高さに飾られているんだって」
女の子 「これを見て! ドラえもんの体が青鉛筆で塗られているよ。なるほど、これは印刷屋さんに『この部分に斜線を入れてください』と、『網掛け』の指示をしているんだね。制作の現場では、とても細かい作業をしていたんだなあ」

先生の部屋

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女の子 「ここでは先生が実際に使っていた仕事机など、約1万点もの愛用品が展示されているよ。先生お気に入りの恐竜の化石やフィギュアもあるね」
男の子 「音楽も流れているよ。こうやって、先生はクラシック音楽や落語を聞きながら漫画を描いていたんだって。机の上には文房具がたくさんあって、ついさっきまで先生が椅子に座っていたみたいだなあ」
女の子 「上にある本棚を見て。ものすごい数の本や図鑑!」
男の子 「この膨大な資料を基に、子どもたちがわくわくするような漫画を描いていたんだね」

先生のにちようび

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男の子 「このコーナーでは、藤子先生のプライベートでの様子が紹介されているよ。鉄道・カメラ・映画・歴史…。趣味が多かったことがひと目でわかるね」

女の子 「お子さんと一緒に作った人形劇や、奥さんへの手紙も展示されている。家族との思い出が詰まった展示だね」
男の子 「わあ、先生の手のブロンズ像が展示されている。触れることもできるのか」
女の子 「この手から魅力的な作品やキャラクターが生み出されたのね。握手しておこう」

発見こんなジャイアン
見たことない!?

 2階の屋外スペースにある「きこりの泉」は、大人気のフォトスポット。「金のおの 銀のおの」(童話)がもとになっているお話で、ドラえもんのひみつ道具の一つ「きこりの泉」に落ちたジャイアンがモチーフになっているよ。レバーを上下させると、ゴボゴボと音を立てて、泉から「きれいなジャイアン」が現れるんだ。

25年7月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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