さっぴーの社会科見学へ行こう!
『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などの作品を生み出した、国民的漫画家の藤子・F・不二雄先生。魅力的な作品やキャラクターたちはどのようにして生まれたのか、その謎に迫れるのが、川崎市・登戸にある「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」だよ。漫画の原画や先生の仕事机などが展示されていて、楽しみながら漫画作りの過程を学ぶことができるんだ。
藤子・F・不二雄先生が漫画を雑誌に投稿し始めたのは、何歳のときだと思う?
①13歳
②16歳
③20歳
④23歳

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「藤子・F・不二雄先生といえば、『ドラえもん』の生みの親だよね! たくさんの人気作品やキャラクターを生み出した人だから、雑誌に漫画を投稿し始めたのもおそらく早いはず。答えは、ひょっとして①の13歳じゃない?」 |
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「確かに中学生が作家デビューしたって話も聞いたことがあるよ。でも、小学校を卒業したばかりの年齢で雑誌に投稿するのはハードルが高そう。②の16歳ぐらいじゃないかなあ」 |
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「2人とも、いい線を行っているよ。正解は②の16歳。1933年に富山県高岡市で生まれた藤子先生(本名・藤本弘)は、ストーリー漫画の第一人者といわれる手塚治虫先生にあこがれていてね。早くから漫画を描き、16歳で雑誌に漫画を投稿し始めたそうだよ。18歳のときには、小学校の同級生だった安孫子素雄さん(後の藤子不二雄Ⓐ先生)と合作で投稿した作品が『毎日小学生新聞』に掲載され、漫画家デビューを果たしたんだ」 |
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「投稿を始めたのも早いけど、それからわずか2年でプロデビューするなんてすごいなあ」 |
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「その後、藤子さんは安孫子さんと一緒に上京。石ノ森章太郎さんや赤塚不二夫さんなど多くの人気漫画家が過ごした伝説のアパート『トキワ荘』に入居して、本格的に漫画を描き始めたんだ。興味があるなら、川崎市にある『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』に行ってみようか。長年にわたって先生が世に送り出した作品の数々が展示されていて、漫画作りの過程なども学ぶことができるよ」 |
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「いいね。前から行きたいと思っていたの。楽しみ!」 |
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「ミュージアムは日時指定の事前予約制だから、さっそくチケットを予約するよ」 |
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