さっぴーの社会科見学へ行こう!
東京大学の
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「ふうん、博物館のスペースは、KITTEの2・3階にまたがっているのね。順路もないし、自由に見て回れるんだ」 | ||
「じゃあ、まずは2階からチェックしてみよう。ギャラリーに入ると…。うわあ、中は標本や資料でいっぱいだ! とても入館無料の施設とは思えない迫力だな」 | ||
「2階は自然史にかかわる標本を中心に展示しているのね。特に骨格標本が多いね。見応えあるなあ」 | ||
「植物・鉱物・貝殻などの標本もあるね。展示品を納めたケースやキャビネットは、昔の東大で使われていたものなんだね」 |
大迫力のクジラと
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「やっぱり大きな動物の骨格標本は迫力あるね! これは全長7mのミンククジラの骨だって」 |
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「口もとても大きいね。ミンククジラは、イワシなどの小さな餌を大量の海水ごと丸のみにして、上あごの内側にあるヒゲでこして食べるんだって」 | ||
「こっちの骨格標本は、神戸市立王子動物園で飼われていたマサイキリンのもの。キリンといえば長い首だけど、骨格標本を見ると、その構造がよくわかるよ」 | ||
「へえー。キリンの首は長いけど、首の骨の数は人間と同じ7個だって。キリンは1個1個のパーツが大きいのね。生き物のからだって本当に不思議」 |
カメの甲羅は実はろっ骨!
カメといえば甲羅。これは背骨とろっ骨がくっついて、硬い板のようになったものなんだ。それがからだの外に大きく張り出しているんだね。館内にはカメの骨格標本もあるので、甲羅の構造をじっくり観察してみて。
さまざまな哺乳類の剥製 |
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「見て見て! 哺乳類の剥製のコーナーよ。キツネにリスに、イタチの仲間のオコジョ、クマやカモシカの幼獣の剥製もある。かわいいなあ」 |
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「ノウサギは夏毛のものと冬毛のものが展示されている。夏は茶色だけど、冬は雪みたいに真っ白だ。彼らは季節によって毛色を変えて、天敵に見つかりにくくしているんだね」 | ||
「わあ、これはアルマジロとセンザンコウ? どっちも哺乳類だけど、アルマジロは甲羅を、センザンコウは大きなうろこを持っている。哺乳類で甲羅を持っているのはアルマジロの仲間だけ、うろこを持っているのはセンザンコウの仲間だけだって。おもしろいね」 | ||
「あれっ、こっちのクッションの上では、剥製のタヌキがすやすや眠っているよ。本当に生きているみたいだ。おもしろいなあ」 |
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