さっぴーの社会科見学へ行こう!
武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭恩賜公園」は、総面積約43万m²の広大な公園。園内には景勝地・井の頭池をはじめ、見どころ、遊びどころがたくさんあるんだ。そのうちの一つ「井の頭自然文化園」は、東京動物園協会が管理・運営する施設。本園の動物園と分園の水生物園に分かれていて、全部で約170種の生き物の生態を紹介しているんだよ。
モルモットが大人のからだ(成獣)になるまでに、どれくらいの時間がかかると思う?
①1か月 ②3か月 ③6か月 ④1年
「モルモット! ハムスターよりもひと回り大きい、ふわふわの小動物よね。ネズミの仲間だったはずだし、成長のスピードは速いような気がするな」 | |
「そうだよね。イヌやネコは大人になるまでに1年くらいかかるけど、ネズミは数か月だって聞いたことがあるよ。モルモットもその仲間なら、3か月もあれば大人になるんじゃない?」 | |
「ほう、2人ともさえているねえ、大正解。モルモットは南アメリカ原産のテンジクネズミの一種で、その名のとおり、ネズミ目に分類されるんだ。先住民が家畜化したおとなしい動物で、体重は0.8~1.2kgほど。寿命は5~7年だけど、生後2~3か月で大人のからだになって、メスは1回の出産で2~4匹の子を産むようになるんだよ」 | |
「えっ? たったの2~4匹? ネズミは子だくさんで有名なんじゃなかった?」 | |
「確かに、ラットやマウスは、1回に10匹くらいの子を産むね。ただ、なかにはあまり繁殖力が強くないネズミもいて、モルモットはその系統。その代わりに、子どもは毛と歯が生え、目も開いた状態で生まれてきて、数時間後にはもう動き回るようになるんだよ」 | |
「へえ、やっぱり成長が速いんだ。でも子どもはかわいいだろうね。見てみたいよ」 | |
「それじゃ、今回は井の頭公園にある『井の頭自然文化園』に行ってみよう。ここでは身近な動物をたくさん飼育していて、モルモットの赤ちゃん部屋もあるんだ。幼獣の様子をしっかり観察するといいよ」 | |
「よちよち歩くのかな、楽しみ!」 |
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