さっぴーの社会科見学へ行こう!
A-DECK |
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▲展示室(シアトル航路の旅) ▲展示室(シアトル航路の旅) ▲一等特別室 ▲一等社交室 |
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▲一等特別室 ▲一等社交室 |
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「うわあ、これが氷川丸か。風格があってかっこいい船だな! 船内は何層にも分かれていて、見学者は順路に沿って自由に見て回るんだね」 | ||
「A-DECKには一等船客用の部屋が並んでいるよ。すごい、どこも高級感たっぷりで、本物のホテルみたい。特にチャップリンが泊まった一等特別室は、寝室や浴室、さらに応接室まで備えられているのね。びっくり」 | ||
「航海中、男性客は一等喫煙室に、女性客は一等社交室によく集まったのか。一等社交室にはグランドピアノも置いてあるし、夜はダンスパーティーの会場にもなったんだね」 | ||
「A-DECKの一角は見学用の展示室になっていて、横浜からシアトルまでの旅路を紹介しているよ。実物資料も多くて見応えがあるなあ」 |
N1・N2・N3-DECK |
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▲操舵室 ▲船長室 |
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「船全体を見下ろせるブリッジは、いわば船の頭脳だよね。A-DECKから外階段を上っていくと、ブリッジにつながるN1-DECKに出られるのね」 |
▲船長室 |
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「へえ、ここからは、船の煙突(ファンネル)もよく見えるよ。煙突に描かれている白地に2本の太い赤線は、氷川丸を所有している日本郵船のマークなんだね」 | ||
「ブリッジ部分は3層構造になっていて、最上階のN3-DECKが舵を操作する操舵室なのね。見て、室内は昔の装置でいっぱい! 船のハンドルに当たる『舵輪』に、方位を知るための『ジャイロコンパス』…。この一つひとつが、氷川丸の北太平洋横断の旅を支えたんだね」 | ||
「操舵室のすぐ下のN2-DECKにあるのが船長室か。執務室に加えて、一等特別室のような寝室と浴室が備えられていて豪華だね。執務室には応接セットも置いてあって、船長はこの部屋に乗客を招いたりしたそうだよ」 |
船名の由来は
埼玉県の氷川神社
当時、日本郵船の船の名前は、地名や有名な神社から授かることが多かったんだ。氷川丸の場合は、埼玉県さいたま市にある氷川神社が名前の由来。操舵室には神棚も設けられていて、乗組員は航海の無事を氷川神社に祈ったんだよ。ちなみに、B-DECKの中央階段の手すりにも、氷川神社の神紋「八雲」があしらわれているので要チェック。
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