さっぴーの社会科見学へ行こう！
たくさんの動物たちに出会える動物園は、遠足でも訪れるおなじみの場所。規模もタイプもさまざまで、施設ごとに特色があるんだ。埼玉県宮代町にある東武動物公園は、遊園地を併設した「ハイブリッド・レジャーランド」。世界の珍しい動物から日本の里山の動物まで、約120種・1200頭を飼育していて、それぞれの様子を間近で観察できるよ。
次のネコ科の動物のなかで、いちばん体が大きいのはどれでしょう？
①トラ ②ライオン ③ヒョウ
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「あっ、これ知ってる！ ライオンじゃなくてトラだよね？ ネコ科の大型の動物といえば、まず百獣の王・ライオンが思い浮かぶけど、トラはそれより大きいってテレビで見たよ」 |
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「そうそう。でも、そこまで体格差はないから、よく『ライオンとトラはどっちが強いか』って議論になるんでしょう？ もちろん、ライオンは主にアフリカに、トラはアジア周辺に生息する動物だから、自然界で出会うことはないだろうけど」 |
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「2人ともすごく動物に詳しいじゃないか。ネコ科で最も大きいのは、トラで正解だよ。特にアムールトラやベンガルトラのオスは、大きいものになると体重が300kgにも及ぶといわれていて、最大250kgのライオンよりも、ひと回りサイズが大きいんだ。ちなみに、ライオンのオスとトラのメスから生まれたライガーという動物もいて、こちらは体重350kg超え。ただ、ライガーは子孫を残せない人工的な動物だから、野生のネコ科でいちばん大きいのはトラで間違いないよ」 |
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「300kgか。人間の大人なら4～5人分？ それでもトラは動きが身軽で、単独で狩りをするんだよね。かっこいいな。久しぶりに本物が見たくなってきた」 |
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「よし、それじゃ今回は東武動物公園に行ってみようか。ここはホワイトタイガーこと、白いベンガルトラを飼育していることでも有名なんだ。ライオンやヒョウもいるから、それぞれの動物の様子を見比べてみるといいよ」 |
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「白いトラ!? 何だか神秘的ね、楽しみー！」 |
