さっぴーの社会科見学へ行こう!
成田国際空港といえば、東京国際空港(羽田空港)とともに、日本を代表する「空の玄関口」。その名前のとおり、国際線の発着がメインの大空港で、毎日たくさんの航空機が離着陸しているよ。そんな成田国際空港に近接する「航空科学博物館」は、日本初の航空系ミュージアム。本物の機体や精巧な模型のほか、複数のフライトシミュレーターもあって、航空機に関するさまざまな知識を楽しく学べるんだ。
旅客機の外板の厚さは、どのくらいだと思う?
①1~2mm ②5~6mm ③1~2cm
「旅客機の外板なら、丈夫であることはもちろん、できるだけ薄いほうがいいよね。そのほうが機体も軽くなって、飛びやすいはずだもん」 | |
「確かに。でも、さすがに1~2mmでは、ちょっと怖い。かといって1~2cmだと機体が重くなりすぎてしまいそう。正解は5~6mmかな?」 | |
「ふふふ、そう答えると思ったよ。でも残念、旅客機の外板の厚さは約1mm。1円玉の厚さと同じくらいなんだ」 | |
「1円玉!? 待って、いま財布を出すから…。あった! うわぁ、外板ってこんなに薄いの!?」 | |
「驚きだよね。実は1円玉と外板は素材も似ていて、1円玉はアルミニウム製、外板はその強化版のジュラルミン製なんだ。ジュラルミンは現金輸送ケースなどにも使われる、丈夫で軽い素材の代表格だよ。さらに最近は、ジュラルミンのように丈夫で軽くて、しかも腐食しない炭素繊維を使った外板も登場していて、大型エンジンを四つも積んだジャンボジェットでも、重量は150tくらいなんだよ」 | |
「それでも150tもあるんだね。さらに、そこにたくさんの乗客や荷物を乗せて空を飛ぶんだから、あらためて考えると不思議だわ」 | |
「そう思うよね。じゃあ今回は航空機について調べてみようか。成田国際空港の近くにある『航空科学博物館』なら、航空機の歴史や仕組みなどを学べるほか、フライトシミュレーターにも挑戦できて楽しいよ」 | |
「操縦体験ができるの!? それは行かなきゃ!」 |
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