２月２日午前、１回目の豊島岡の試験が終わり、「落ちたな」と思いました。苦手科目の算数や、計算問題が難しい理科に手応えを感じられなかったからです。そのため、帰ってからは翌日の２回目受験にむけて算数の問題を解いていました。そして午後７時、合格発表を見るためにパソコンの画面をクリック。合格者一覧に自分の受験番号が見えた時は、頭が混乱してしまいました。自分の受験番号を何度も確認することで、やっと実感がわいてきたほどです。すぐにＳＡＰＩＸの先生方に報告し、私は全勝で中学受験を終えることができました。
　私は、３年生の終わりにＳＡＰＩＸに入室しましたが、本当に力がついたのは６年生になってからの土特やＳＳの成果だと思っています。それまでは成績が不安定でしたが、その二つに必死に取り組むと、少しずつ成績が安定し、最後は土特やＳＳでも最前列を保てるようになりました。成績を安定させるにあたり、特に大事にしたことは以下の４つの事です。

①社会と理科の知識を固める。私の場合、ミニノートにとにかく書き込み、持ち歩き（書くだけで満足するのには注意）、「知識の総完成」は赤シートを使って知識を確実なものにし、理科は「記述の総復習」を終わらせました。

②算数は、平常のデイリーサポートの豊島岡に出やすい単元のものを全てコピーし解きました。

③国語は、言葉ナビ、漢字の要を復習しました。

④体調管理に気を付ける。私は１月の間は早寝早起きの習慣をつけていました。

　私が合格できたのは塾の先生方、家族が支えてくれたおかげです。もう受験などやめてしまいたいと思うことがあるかもしれません。しかしそこで諦めずに努力し続けられる人は必ずその努力が実を結ぶはずです。私は豊島岡で皆さんを応援して待っています！ 頑張ってください！