受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 頌栄女子学院中学校

算数偏差値32からの大逆転

R.Kさん

 通信教育で中学受験勉強をしていた私がサピックスに入室したのは6年生の7月。夏期講習、平常授業、SS特訓と、今までこなしたこともない量の勉強に必死で取り組みました。ですが、10月のサピックスオープンの結果が悪く、直前4回のサピックスオープンの平均偏差値が45で、第一志望はもちろん、頌栄女子学院中にも届かないと感じました。10月のサピックスオープンの算数はなんと偏差値32で、算数の基礎が想像以上に抜けていたことが分かり、基礎を固め直すため、「平常授業のA~Cプリントを完璧にする」という目標を立て、ひたすら復習に徹しました。
 すると少しずつ算数の偏差値が伸び、12月の最後の模試のあとくらいから、いろいろな問題で自信を持って正解できるようになりました。
 そうして迎えた2月1日頌栄女子学院中でしたが、当日の試験は自分でも「あまりできていないな」と感じ、結果はやはり不合格。とても残念で、悲しかったです。それでも1日午後の算数1教科で受けた学校で合格し、自信を取り戻しました。2日の第一志望校は落ちてしまいましたが、「あんなに算数ができなかった自分が算数1科で受かったんだ!」と気持ちを立て直し、5日の頌栄女子学院中に向けて、サピックスの先生方から電話で励ましもいただき、冬期講習、正月特訓の実戦演習と解法と知識の最終チェックを総復習。そうして臨んだ5日の頌栄女子学院中。今まで受けてきた中で一番手応えが感じられ、見事に合格。「合格おめでとうございます」の文字を見たとき、必死で頑張って良かった、と嬉しさとともにホッとしました。
 私の合格体験から言えること、そして受験生の皆さんに伝えたいことは、最終の模試の結果が悪くても、本番までまだ伸びるチャンスがあるということ、そして、あきらめないことで合格をつかめるということです。
 新6年生の皆さん、頑張ってください。

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