４年生の２月、入室してから３年が経ち、２月２日に私の受験が終わりました。今これを書いている２月某日、特にすることもないので、体験記を通して３年間を振り返ってみたいと思います。（私から勉強面で伝えられることは本当にないです。他の体験記にたくさん書いてあると思われます。）
　私はバリバリの文系で、算数と理科が全くといっていいほどできませんでした。特に算数は本当に苦手で、先生に呼び出されたり問題のヒントを与えられたりすることもありました。目標も明確に決まらず、だらだらと勉強を続けていた４～５年生。しかし、秋頃に桜蔭の文化祭をおとずれた時に、桜蔭生の礼儀正しい挨拶といきいきとしている姿に惹かれ、桜蔭を第一志望にしました。算数がハイレベルなので不安ではありましたが、担当の先生に「文系の志望者も結構いる」と言われ、頑張ろうと思えました。
　６年生で重要だったのは、やはりＳＳ特訓だと思います。志望校の傾向に合わせ、同じ志を持つ同志と共に問題に取り組むことができ、やる気向上にもつながりました。そのおかげか、入試までの桜蔭の学校別サピックスオープンは双方80％とかなり好調のまま直前期に向かうことができました。
　直前期の１月は家で勉強しましたが、ストレスも大きく口内炎ができ、結局治りませんでした。また、前日１月31日の激励電話にはかなり励まされ、落ち着いて本番にのぞみ、合格を勝ち取ることができました。
　最後になりましたが、毎回全力で授業をしてくださった先生方、兄妹共にお世話になったＳＡＰＩＸ、いつも一緒に塾に行ってくれた友人、支えてくれた家族には本当に感謝しています。最後に桜蔭志望の方へ。忠弥坂（桜蔭前の坂）は本当にきついので、気を付けてください。