結果を見た瞬間、私は喜び、両親は泣きました。
　鷗友学園の第１回試験が不合格だったこともあり、第２回試験の合格がわかった時は喜びが大きく、これまでの努力が実を結んだ瞬間でもあったので安心した気持ちもありました。
　今日は、これから中学受験に臨む皆さんに、私自身の受験を振り返って大切だったと思うことをいくつか紹介したいと思います。
　まず、算数の苦手分野をしっかり復習しておくことです。私は４年生の時に算数の成績が急に落ちたことがあり、その際に父が面白く改題してくれた苦手分野の問題集に取り組みました。そして、早い段階で無事に算数の成績を上げることができ、最終的には志望校の過去問でも算数が得点源になりました。
　次に、各教科の知識の総完成や社会のデイリーステップ等をまとめることです。大切なところがまとめられたページを切り離してファイルに入れておくことで、復習がしやすくなり、基本的なことを覚えやすくなります。これは試験会場で直前に知識を確認するのにも役立ちました。
　三つ目に、クラスで常に一番を目指して勉強することです。特に、６年生の後期には志望校別のクラスがあります。一番を目指すと、実際に一番になれた時には自信が付きますし、一番になれない時でも、悔しい気持ちがモチベーションになり、解ける問題が増え、結果的に自分をもっと成長させることができます。
　最後に、どんなときも諦めない気持ちを持つことです。特に私が志望していた鷗友学園は試験が２回あるので、１回目がダメでも、気持ちを切り替え自分がそれまでやってきたことに自信を持って冷静に取り組めば、合格をつかめる可能性は十分にあると思います。
　これが、私から皆さんにお伝えできることです。皆さんの志望校合格を心から祈っています。そして鷗友を目指す皆さん！ 中学校でお待ちしています！ 最後までお読みくださり、ありがとうございました。