「あった。やった！ 合格!!」
　第一志望校の合格サイトに自分の受験番号を見つけた瞬間、私は達成感に包まれました。そして、１回目の入試であきらめなくて良かったと強く思いました。
　私がサピックスに通い始めたのは、４年生の春。姉の受験を見て「かっこいい。私はお姉ちゃんよりもいい学校に入ってやる！」と思ったのがきっかけでした。でも、サピックスに入ってからは受験をするという感覚が薄れ、習い事感覚でサピックスに通い、平気で勉強をせずに友達と遊んでいました。それを６年生の夏休み直前まで続け、ようやく本気になったのは６年生の夏期講習。クラス落ちし、授業点で上のクラスに上がりたいと思い、必死で家庭学習に取り組みました。
　夏期講習後のＳＳ特訓は、演習型の授業と女子だけで行う授業がとても楽しかったです。
　ここからは、私が受験を通して感じた大切なことを書きます。
●質問教室を利用する。
　どんな簡単な問題でも先生方は必ず答えてくれます。ちなみに、私は毎回のように質問に行き大量の質問を先生方にぶつけました。
●授業はなるべく休まない。
　教室での対面授業は家での学習より集中する事ができます（私の場合はそうでした）。また、６年生の後期になると家庭学習が終わりきらなくなるので授業をしっかり受け、わからないことはその日に解決し、授業でやったことは大体わかるという風にするといいと思います。
●基礎力トレーニング、漢字を毎日行う。
　基礎力トレーニングと漢字は受験の朝まで続けました。特に漢字は得点源になりやすく、受験生皆が絶対に正解するところなのでやっておくのがおすすめです。朝にやるといいと思います。
　最後に受験生の皆さん。勉強が嫌になったら、息抜きをしましょう。そして最後まで授業を楽しんで！ 努力は裏切りません。頑張ってください。
　先生方、面白い授業をありがとうございました。