受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 筑波大学附属駒場中学校

サピックスがぼくに教えてくれたこと

K.Yさん

 ぼくは、サピックスに3年生の途中から入室しましたが、6年生の6月ぐらいまでは遊び感覚が強く、受験ということに対しては全く実感を持っていませんでした。
 ですが、夏休みには周りが真剣に取り組んでおり、ここが受験の正念場だと考えていたこともあり、本気で頑張りました。土台ができてこその発展だと思ったので、コアプラス、基礎トレ、漢字を中心に、基本的な内容をしっかりやりこみました。そのかいがあり、夏期講習終了後の開成の学校別サピックスオープンで80%、その他のテストも上位に食いこんでいました。
 しかし、それで油断しました。11月の開成中のサピックスオープンでは50%。またその後の合格力判定サピックスオープンもかなり悪く、極めつけのマンスリーテストでは200番台。過去最低の成績でした。とてもショックでした。ぼくが本気でやり始めたのはどこかと考えれば、おそらくここだと思います。ここから、ひたすら全ての時間を削り、勉強に打ちこみました。今考えれば、それは筑駒に行きたいと必死で思い、本気で努力したことが報われたからだと思います。そのまま勉強を頑張り、結果として全ての学校から合格を頂けました。
 話が変わりますが、受験においてのアドバイスを一つしようと思います。それは「視力全開」です。これは、ぼくの担当で理科の先生の言葉です。意味を簡単に言うと、細かな条件に気を付け、ケアレスミスを防ぐということです。それだけで、おそらく入試の点数は最低でも15点は上がると思います。
 最後にお世話になった先生方や友達。苦しいときに支えてくれた家族、本当にありがとうございました。そして受験生のみなさん、大変だと思いますが、努力をすればするほど合格への道は近づいてきます、がんばってください。合格を祈っております。

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