人には誰しも後悔があると思う。その内容は些細なことから人生を左右するような重大なことまで様々である。
　自分にとって最も大きい後悔とは、受験に対する自分の態度である。例えば、深夜遅くに勉強を終えた後本を読んでいたり、問題を解いている最中に寝ていたりという、非常識な態度である。これから受験をする生徒には、このような行動をしないで、受験に成功してほしいので、大事なこと、つまり自分が後悔したことを三つ厳選して話していきたいと思う。
　第一に大事なことは、早く寝るということ。これは当たり前のことだが、当たり前のことこそが大事なのである。自分はこれをできなかったことで寝坊しかけ、危なかったこともあった。
　第二に大事なことは、問題を解き直し、間違いを理解するということ。そうしないと、同じところで何度もミスをしてしまい、だんだん成績が下がっていってしまう。問題を解いてそれで終わりにしてしまわないようにし、何度も解くようにしたほうが良い。
　第三に大事なこと、これが一番大事なことだ。それは基礎を徹底するということ。いくら難しい問題が解けても、簡単な問題をミスしてしまったら簡単な問題を解いた人と同じになってしまい、志望校に受かりにくくなってしまう。そのため、簡単なものを取りきる練習が必要であるが、簡単なものをひたすら解くだけにならないよう注意もしなければならない。
　このようなこと以外にも、学習習慣を身につけることや受験当日もいつもと同じようことにするなど、大事なことはたくさんあるので、それを感じながら受験勉強を頑張ってほしい。
　祈・合格！